私たちの世界を彩っている色。
色の持つ力には、見やすくしたり、気持ちを落ちつかせたり、ワクワクさせたり、いろんな効果をもたらします。
その色の様々な効果を福祉の分野に役立たせる資格が色彩福祉検定。
どのような検定か見ていきましょう。
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色彩福祉検定とは?
色彩福祉検定は2009年から始まった比較的新しい検定です。
色彩の知識を福祉に活かす資格
色彩福祉検定は一般社団法人日本色彩環境福祉協会が実施しています。
色彩に関する正しい知識を持ち、色の持つ力を福祉に貢献することを目的に行われる検定。
日本色彩環境福祉協会では色彩福祉検定の他、「認知症・色彩ケアスタッフ」「カラーセラピスト」の資格認定も行っています。
「色彩福祉アドバイザー」「色彩福祉士」の資格を取得
色彩福祉検定には3級・2級・1級。
3級に合格すると「色彩福祉アドバイザー」として協会に登録できます。
1級まで合格すると、色彩福祉士養成講座の受講資格が得られ、講座修了後に「色彩福祉士」として登録可能に。
受験条件は、
- 3級:制限なし
- 2級:3級合格者(資格登録済み)および3級との併願者
- 1級:2級合格者(資格登録済み)および2級との併願者
3級と2級、2級と1級は併願が可能です。
色彩福祉検定の試験とは?合格率・難易度は?
福祉に色彩の知識を活かす色彩福祉検定、どのような試験なのか見ていきましょう。
現在、色彩福祉検定は会場受験と在宅受験があります。
試験の内容は?
各級の試験内容はこちら。
3級
- 色彩福祉の必要性
- 生活と色彩の関係の理解
- 心のケアと色彩福祉
- 色彩理論
- 色彩調和
- 色彩と香りの演出効果
- 色彩福祉の実践
- 自分らしさの理解
- 暮らしに活かす色彩
- 色彩交流法 など
2級
- 色彩理論
- 色の知覚と心理効果
- 配色構成法
- 色彩調和CUS®
- 色彩福祉の意義
- 色彩福祉と心の理解
- 対人援助のための心理学
- 心の生涯発達 など
+3級の出題範囲
1級
- 色彩文化
- 日本の歴史と色彩文化
- 色彩福祉と心の理解
- 子どもと色彩福祉
- 高齢者と色彩福祉
- 色彩福祉の実践
- ファッションを色彩福祉に活かす
- 色彩と香りの応用
- インテリアと色彩環境福祉 など
+3級・2級の出題範囲
高齢者福祉や児童福祉、障がい者福祉などの福祉と色彩とのつながりのほか、CUSⓇ(Color Undertone System) に基づいた色彩理論などの色彩学の出題も。
(CUSⓇ色相や明度、彩度に加え、ブルーアンダートーン(Bu)とイエローアンダートーン(Yu)という二つの「アンダートーン」で色を分類した色彩分類)
試験形式は、
- 会場受験:マークシート形式
- 在宅受験:記述式およびカラーカード貼り付け実施試験
と、異なります。
いつどこで受検できる?
色彩福祉検定は現在、7月と11月の年2回実施されています。
会場受験は東京・大阪で実施。
試験時間は各級とも90分です。
在宅受験は介護や育児等で家を空けられない、身体障がい等があり、会場試験が難しい人のための制度として、自宅で受験できるもの。
試験問題や解答用紙、カラーシートが送られてくるので、期日までに解答用紙を投かんします。(期日を過ぎると不合格となります)
難易度・合格率は?
残念ながら合格率に関する情報はありませんでした。
合格基準に関して、会場受験か在宅受験かで異なります。
- 会場受験:70%以上の正答
- 在宅受験:90%以上の正答
在宅受験の場合、テキスト等を見ながら解答できますが、合格基準は90%以上と難易度が高く感じますね…。
また、前項にあった通り、会場受験はマークシート形式ですが、在宅受験は記述式およびカラーカード貼り付け実施試験とあるので、
- 会場受験はテキストを見ながら解答できないが、マークシート形式で70%の正答を目指せばOK
- 在宅受験はテキストを見ながら解答できるが、記述式の試験で90%以上の正答をしなければならない
ということになります。
受験料は?
色彩福祉検定の受験料はこちら。
3級 | 2級 | 1級 | |
受検料(税込) | 7,700円 | 11,000円 | 14,300円 |
併願受験の場合は、2つの級の検定料の合計になります。
3級に合格し、2級以上を受検する場合、資格登録をする必要があり、資格登録料は11,000円(3年間有効)です。
また、1級合格後に受講可能になる色彩福祉士養成講座は30,800円で受講します。
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色彩福祉検定の勉強法は?
色彩福祉検定の試験範囲は、公式テキストの内容となっています。
なので、色彩福祉検定にチャレンジするなら公式テキストをゲットしましょう!
- 色彩福祉検定3級公式テキスト(3,960円 税込)
- 色彩福祉検定1級・2級公式テキスト(6,380円 税込)
公式テキストは書店などで購入することが可能。
他に、カラーカードや、会場受験の過去問があります。
こちらは直接協会に申し込み、郵便局での払込取扱票で代金や送料(200円)を支払います。
- 色彩福祉検定対応CUS®カラーカード157 (2,200円 税込)
- 色彩福祉検定3級過去問題・解答解説つき〔第2回or第6回〕 (550円 税込)
- 色彩福祉検定2級過去問題・解答解説つき〔第5回or第7回〕 (550円 税込)
- 色彩福祉検定1級過去問題・解答解説つき〔第6回or第8回〕 (550円 税込)
在宅受験の過去問はありませんが、各級同じレベルの内容なので対策になりますよ。
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まとめ
ポイント
- 色彩福祉検定は色彩に関する知識を持ち、色の持つ力を福祉に貢献する資格
- 3級合格で「色彩福祉アドバイザー」1級合格で「色彩福祉士」に
- 公式テキストの内容が出題範囲、会場受験と在宅受験で試験内容が異なる
生活をしていく上で様々な問題を抱えている高齢者や障がい者、子どもなどの心のケアができる色彩の知識。
福祉の充実に役立つ知識として、今後さらに注目されるのではないでしょうか。
色彩福祉検定、ぜひチェックしてくださいね。
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