私たちの世界を彩る色。
綺麗な色、落ち着く色、つい目が惹かれる色…
色には様々な効果があり、その効果を活かしているものは周りにあふれています。
色の知識を身に付け、効果を正しく理解することでセンスだけでなく、仕事もランクアップ。
色彩の知識に関する資格の一つがadec色彩士検定です。
どのような資格なのか、試験はどのように行われているのか、履歴書に書けるのか?
見ていきましょう。
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adec色彩士検定とは
adec色彩士検定とはどのようなものなのか、主催団体やどのような人が受ける検定なのか見ていきましょう。
全国美術デザイン教育振興会主催の検定
adec色彩士検定は、「全国美術デザイン教育振興会」主催。
「全国美術デザイン教育振興会」の略称がadec(アデック)です。
全国美術デザイン教育振興会は、美術やデザインの実務教育を行っている専門学校の地位向上と教育内容の充実を目指し、全国の美術やデザインの専門学校が集まって結成
引用:全国美術デザイン教育振興会サイト
adec色彩士検定は、色彩に関する能力を段階的に評価する目的で平成9年から実施。
現在は文部科学省や財団法人日本色彩研究所、財団法人専修学校教育振興会の後援のもと実施されています。
どんな人が受験する?
色に興味がある方、デザイナーなど色が重要視される職の方などが取得します。
カラーの知識を持つことで力が発揮されますよ。
また、デザイナー以外でも
- アーティスト
- クリエイター
- 美容部員、アパレルなどのファッション関係
- インテリア関係や出版や広告代理店
など、色彩の知識が役立つ仕事は幅広く存在します。
3級・2級・1級がある
adec色彩士検定には3級・2級・1級とあります。
試験の内容や、受験資格はこちら。
3級 2級 1級 試験内容 色のなりたち、混色、表示方法、色の知覚や心理効果、色彩調和など
(マークシート形式)3級を基礎とし、色の文化・歴史・色彩の分類システムやそれにともなうデータ分析に関する内容など
(マークシート形式ではない多岐選択式)2級よりさらに高度な理論問題と、与えられたテーマに沿った色彩計画・色彩設計におけるイメージコンセプトのビジュアル表現でプレゼンテーション能力に関する実技試験 受験資格 誰でも受験可能 誰でも受験可能 2級合格者 履修レベルの基準 専門学校、短大、大学において半年程度の色彩学習を履修したレベル 専門学校、短大、大学において1年程度の色彩学習を履修したレベル 専門学校・短大・大学を卒業後、色彩に関わる仕事・研究に2年以上従事したレベル、または大学院において色彩を専門に学習したレベル 引用:adec色彩士検定サイト
3級・2級は誰でも受験が可能。
色彩学の知識を問われます。
実は4級もある!?
adec色彩士検定のホームページには、無料で挑戦できる4級が存在します。
問題は15問、2~3つの選択肢から解答し、75点満点中60点以上で合格です。
色彩士検定に興味があり挑戦しようか悩んでいる人や色彩士検定を知りたい人は気軽に挑戦できるものとなっているので、ぜひのぞいてみてください。
履歴書に書ける?
adec色彩士検定は履歴書に書くことができます。
この資格は特に、クリエイターやファッション関係、インテリア関係や出版や広告代理店などの仕事では武器になります。
また、プレゼン資料を作ったり、お店の装飾をしたりする時にも色彩の知識は活かせそうです。
色彩に興味があれば、どのような人でも挑戦してみると様々な場面で活かせる知識!
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adec色彩士検定の試験は?
色彩の知識を試されるadec色彩士検定。
試験について見ていきましょう。
adec色彩士検定はどんな問題が出る?
公式サイトに3級の問題があったので見てみましょう。
小豆色、茄子紺、レンガ色などのように、色が想像できるような事物の名称や、ヴァーミリオンや藍色などのように顔料や染料の名前を借りて表した色名を〔➀ ア:固有色名 イ:慣用色名 ウ:系統色名〕という。また、世の中で比較的よく知られ、広く用いられている色名を特に〔② ア:固有色名 イ:慣用色名 ウ:系統色名〕という。
「色の表示方法」に関する問題。
色の原料や歴史などを理解していないと分からない問題ですね。
答えは➀ア ②イです。
工場の煙突の色を、グラデーションカラーを用いる配色計画とした。図1~3 の中でグラデーションカラーを用いた配色は図〔③ ア:1 イ:2 ウ:3 〕であり、またこの配色は〔④ ア:色相 イ:明度 ウ:彩度〕のグラデーションになっている。
こちらは色彩調和に関する問題。
色相や明度、彩度を表す表記を理解していないと解けない問題ですね…。
答えは③ウ ④イ。
他にも、カラーチャートを見ながら答える問題や、光の波長に関する問題など、しっかり勉強する必要のある問題ばかり。
各級の公式テキストを色彩士検定オンラインショップで購入して試験に臨むと良いでしょう。
- 3級対応公式テキスト「カラーマスターベーシック」 3,300円(税込)
- 1・2級対応公式テキスト「カラーマスタースタンダード」 3,780円(税込)
オンラインショップには他にも過去問集もあります。
また、東京などで3級・2級の受験無料対策講座も試験前に実施されているので、気になる人は色彩士検定のサイトをチェックしてみてください。(公式テキストが必要)
adec色彩士検定はいつ実施されている?
3級は年2回、2級と1級は年1回の実施になります。
試験会場は、東京の他、各地で実施。
- 3級:1月・9月
- 2級:1月
- 1級:9月
3級と2級は併願可能。(会場によって併願受験ができないこともあります)
申し込みは、試験が行われる月の約3ヶ月前から始まり、前月初めに締め切られます。
申し込み方法は、
- 払込用紙を使った申し込み(受験要項に付属)
- ホームページからの申し込み
があります。
合格率は?
試験後、約1ヶ月後に結果が届きます。
合格基準はこちら。
合格基準 | |
3級 | 200満点中120点以上 かつ、理論問題、演習・実技問題それぞれを50点以上取得しなければならない |
2級 | 200満点中120点以上 かつ、理論問題、演習・実技問題それぞれを60点以上取得しなければならない |
1級 | 200満点中150点以上 かつ、理論問題、実技問題それぞれを70点以上取得しなければならない |
レベルが上がると、合格基準も上がります。
合格率は、
- 3級:75~80%程度
- 2級:65%程度
- 1級:50%程度
3級に関しては、しっかり公式テキストを勉強すれば、難易度はあまり高くなさそうです。
合格者には認定カードが通知と一緒に送られてきます。
受験料は?
受験料はこちら。
- 3級:6,000円(税込)
- 2級:7,500円(税込)
- 1級:20,000円(税込)
払込用紙を使った申し込みの場合はゆうちょ銀行、ホームページからの申し込みの場合は、各金融機関の窓口やATMを使って支払います。
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ファッション面で色についての知識がほしい人に、ラーキャリ「パーソナルカラープランナー資格取得講座」もおすすめです。
パーソナルカラープランナーは、人それぞれに似合う色を理解し、仕事や趣味に活かす資格。
ファッションやメイクなど、個性がより輝く色の知識を学ぶことができます。
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まとめ
ポイント
- adec色彩士検定は色彩に関する知識を3級・2級・1級と段階的に評価する検定
- 色彩に関する知識は幅広い仕事で生かせる知識。履歴書に書いてアピールできる
- adec色彩士検定は公式テキストで試験対策できる
- ラーキャリ「パーソナルカラープランナー資格取得講座」もおすすめ
色彩の知識には、理系のようなちょっと難しい内容や、暗記するような内容など、少し難しく感じる内容もありますが、色の心理的な効果や、効果的な組み合わせなど、色の魅力もたくさん学べます。
色の持つ効果を武器にできるadec色彩士検定に挑戦してみませんか。
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