「色について学びたい」「色の資格って何がある?」
そう思ったあなたがまず思いついたのが色彩検定ではないでしょうか?
まさに色彩検定は色に関する知識が問われる検定。
3級から1級があり、3級の合格率は約75%と難易度はさほど高くありません。
*新たに「UC級」が2018年12月より開始されました
そのため、色(カラー)に関する検定・資格に興味のある人がまず挑戦するのが、この色彩検定です。
色彩検定の難易度・合格率
2019年の合格率は以下のようになっています。
3級・・・74.4%
2級・・・67.4%
1級・・・44.7%
「UC級」・・・88.6%
3級から1級、そして「UC級」がありますが、何級から受験してもOK◎
ただし、2級は3級の内容を、1級は2・3級の内容を理解していることが前提で問題が出題されるので注意しましょう。
*2018年12月より新たに新設された「色彩検定UC級」についてはこちらへ
3級は入門・基本編なので、実際の就職や仕事で役に立つのは2級からといわれています。
2・3級、1・2級の併願も可能なので、いきなり2級を目指すのは不安・・・という人は2・3級の併願で挑戦するのがおすすめです。
*全級、正解率70%前後が合格基準です。難易度によって多少前後します。
「独学・通信・スクール」選べる勉強方法
色彩検定は決まった勉強法がなく、自分の好きなように勉強をして試験にのぞむ形になります。
- 独学
- 通信講座
- スクール
テキスト・問題集を買って独学
公式テキストや問題集、過去問集などを自分で購入して勉強します。
特に3級は難易度がそこまで高くないので、独学で勉強する人も多くいます。
費用をあまりかけずに勉強できるのがメリットですが、わからない点があっても一人で解決しなくてはいけない、挫折しやすいといったデメリットがあります。
独学では不安な人は通信講座
「独学では合格できるか不安」「1発で確実に合格したい」という人は通信講座を利用しましょう。
特に2級以上になると難易度もあがるので、通信講座を利用して効率的に勉強をすすめる人が多くなります。
なかには2級と3級の同時合格を目的とした講座もあるので、併願受験したい人やいきなり2級に挑戦する人に向いています。
1級はスクールで万全に
1級を受験する人や「直接講師に教わりたい」「一緒にがんばる仲間がほしい」という人にはスクールに通うという手もあります。
自分のペースで勉強をすることができないので、仕事で忙しい中通うことは難しいかもしれませんが、わからない点をプロに直接教えてもらえるのは大きなメリットです◎
3級でスクールへ通う人はあまりいませんが、1級を受ける人であれば珍しくありませんので、上を目指す人は検討してみてください。
色彩検定を活かせる就職・仕事とは
色は私たちの生活の至るところに溢れているので、色彩検定で得た知識を活かせる仕事や就職先はたくさんあります◎
ファッション、メイク、インテリア、デザイン関連の仕事はもちろんですが、色は心理学にも関係が深いので、医療や福祉業界でも活躍できる場は多くあるでしょう。
ただし、3級に受かったくらいでは就職の際にアピール材料にすることはできません。
最低でも2級、できれば1級を取得しておくのがベストです。
色彩検定は文部科学省後援の試験というのもあり、認知度は抜群!できるだけ高い級に受かって、あなたの力をアピールしましょう。
色彩検定の試験日程と申し込み方法
色彩検定の試験は例年、以下の日程に全国の試験会場で行われます。
- 2、3、UC(色のユニバーサルデザイン)級・・・6月・11月(夏季と冬季の年2回)
- 1級・・・1次→11月・2次→12月(冬季のみ)
*1級2次は受験会場が限られます
申し込み期間は約2カ月半あるので、その間に以下のいずれかの方法で申し込みを行いましょう。
- インターネット(公式HPから)
- 郵送(現金書留)
- 書店
色彩検定のまとめ
色彩検定の合格率は3級であれば73%ほどと、さほど難易度の高い検定ではありません。
しかし、就職・転職に役立てるなら2級以上を目指したいことから、2・3級の併願受験がおすすめです。
一発で確実に合格するために「キャリカレのカラーコーディネーター」といった通信講座を利用して効率よく勉強しましょう。