色彩検定に新しく「UC(色のユニバーサルデザイン)級」ができました!
2018年12月に第1回試験が行われたばかりなので、気になる内容をチェックしておきましょう。
「UC級」ではユニバーサルデザイン(カラー)が問われる
白内障や色覚異常といった症状がある方、そして高齢者の方には、私たちが普段目にしている色が区別しづらいことがあります。
例えば危険を示す赤色が他の色と同じように見えてしまったり、組み合わせによって色の判別ができなくなる場合があるのです。
色のユニバーサルデザインとはそういったことがなく、誰もが見やすい色使いのことを指します。
色彩検定「UC級」はそんな色のユニバーサルデザインについて問われる検定です。
試験範囲
- 色が見えるしくみ
- ユニバーサルデザイン
- 色覚多様性
- 高齢者の見え方
- 配色方法の注意点・改善方法 など
カラーコーディネーターやデザイナーの方だけでなく、教育関係やインフラ関係、福祉に従事している方におすすめです◎
「UC級」は公式テキスト&過去問集で勉強しよう
色彩検定に対応した通信講座はいくつかありますが、できたばかりのUC級には対応していません。
そのため、「UC級」はこちらの公式テキストを使って独学で勉強することになります。
公式テキスト1冊で合格に必要な知識は充分得られますが、過去問集も発売されているので 併せて購入すると良いでしょう◎
(第1回試験の問題と解説が載っています)
2019年「UC級」試験概要と申し込み方法
試験会場:札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・福岡
試験時間:60分
試験形式:マークシート(一部記述)
検定料金:6,000円(税込み)
合格基準:70%前後(難易度によって前後する)
申し込み方法は他の級と同様、以下の3通りです。
- インターネット
- 郵便(現金書留)
- 書店