カラーコーディネーター検定試験®は、2020 年 11 月実施 の 第 49 回から大きく改定されました。
これまで1~3級の級制度でしたが、現在は「スタンダード」「アドバンス」の2クラス制となっています。それに伴い、試験範囲や難易度、テキストなどが変更となっています。
概要まとめ
難易度 / 合格率 | スタンダードクラス :72.3% |
受験資格 | 誰でも可 |
試験形式 | IBT試験(インターネット経由の試験) |
勉強方法 | 独学・通信講座 |
勉強時間 | 不明 |
試験料 | 5,500円( スタンダード) |
カラーコーディネーター検定試験®の難易度・合格率
第 49 回試験(2020.11.29実施)の合格率はこのようになっています。
スタンダード | アドバンス |
72.3% | 50.3% |
ちなみに、過去の級制度と新しくなった現行試験での難易度の相関性について 試験を主催している東京商工会議所へ問い合わせたところ、以下のような回答をもらいました。
スタンダードクラスが 3 級、
アドバンスクラスが 2 級程度を想定していますが、より分かりやすくかつ実践的な内容にリニューアルされるため、根本的な部分では別の試験です
なにが問われる?試験範囲・試験概要
改定にあわせて試験範囲は変更となり、公式テキストに準じた内容が問われます。
スタンダード(基礎編) | アドバンス(応用編) |
・生活と色の効用 ・色を自在に操る方法 ・きれいな配色をつくる ・色を美しく見せる光のマジック ・背景色を上手に使って色の見えを変えてみよう ・色で売り上げをアップするために | ・カラーコーディネーターの実務 ・色の見えの多様性とユニバーサルデザイン ・色彩と照明計画 ・さまざまな配色用語と実際 ・プロダクツ製品の色彩的特徴 ・近現代のデザインとカラーの歴史 など |
※公式テキストの目次より(アドバンスは一部抜粋)
また テキストも改定に合わせて新しくなった ので、お間違いなく!
試験概要
スタンダード | アドバンス | |
試験形式 | IBT試験(インターネット経由の試験) | |
試験時間 | 90分 | |
合格基準 | 70点以上 / 100点満点 | |
受験料 | 5,500円 | 7,700円 |
※併願受験、アドバンスからの受験も可能
カラーコーディネーター検定試験®を活かせる仕事・役立て方
カラーコーディネーター検定試験®で得た知識は ファッション、ネイル、インテリア、デザイン関連 の仕事はもちろん、医療や福祉業界 でも活かすことができます。
また 求人サイトを見てみると、特にインテリアデザイナーの求人において、【必要資格】【資格支援制度】としてカラーコーディネーター検定試験®を条件に挙げている企業も多くみられます。
仕事に役立つ!
カラーコーディネーター検定試験®の勉強方法
最後に、カラーコーディネーター検定試験®ための勉強方法をお伝えします。
勉強方法は主に《独学》か《通信講座》になります。
テキストを購入して独学
公式テキストを使用して、独学で勉強をする方法。
難易度がはっきりしていませんが、おそらくスタンダードクラスであれば独学で問題ないでしょう◎
通信講座を利用する
「色の勉強を初めてする、一発で確実に合格したい」という方は通信講座を使うのが安心です。
通信講座の場合、スタンダード・アドバンス両クラスのセット講座 ということもあるので、効率よく勉強できるメリットが大きいですね。
※フォーサイトのカラーコーディネーター資格講座は、2020年4月14日をもって閉講となりました
ユーキャンにも「カラーコーディネート講座」が存在しますが、カラーコーディネーター検定試験®には対応しておらず、代わりにパーソナルカラリスト検定に向けた講座になっています。名前がまぎらわしく 間違えて申し込んでいる人も多いようなので、注意してくださいね。
【まとめ】2020年11月からのカラーコーディネーター検定試験®とは
- 合格率はスタンダードクラスで 72.3%
- 色彩の基礎から、実務に関わる応用知識までが問われる
- 仕事に役立てたいならアドバンスクラスを目指す
難易度 / 合格率 | スタンダードクラス :72.3% |
受験資格 | 誰でも可 |
試験形式 | IBT試験(インターネット経由の試験) |
勉強方法 | 独学・通信講座 |
勉強時間 | 不明 |
試験料 | 5,500円( スタンダード) |
公式HP | https://www.kentei.org/color/2020color/ |
※カラーコーディネーター検定試験®は東京商工会議所の登録商標です