- 「美容資格ってどんなのがあるの?」
- 「美容系の資格で高収入は目指せる?」
このような疑問を抱いている方は多いのではないでしょうか。
美容業界で働くにあたり、取得しておくと高収入や顧客獲得に繋げられる資格があります。
今回は、どの美容資格が稼げるのかを関連職種とともに解説。
美容関係の仕事に就きたいと考えている方は、ぜひ当記事を参考になさってくださいね。
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気になる!キレイを追求する美容系仕事の平均収入
まずは美容系の仕事の現状をチェックしておきましょう。
美容系の仕事は色々ありますが、今回は以下の平均収入を調査。
- 美容師・理容師
- 美容部員
- メイクアップアーティスト
- ネイリスト
- エステティシャン
求人サイトの求人ボックスで調査した内容によると東京都での平均月収は次のとおり。
- 美容師・理容師: 28.4万
- 美容部員:26.3万
- メイクアップアーティスト: 28.9万
- ネイリスト:27.2万
- エステティシャン:27.0万
このデータだけみるとそれほど高収入ではない印象。
ですが、人気になったり、独立などをすると年収は1000万以上になる場合も!
そのためには他の人とは違う強みをつけることが必要。
経験を積む、研修に出る・・・いろいろな方法がありますが、最短は資格取得!
次の項目からどの美容資格が稼げるのかを見ていきましょう。
どの美容資格が稼げる?高収入が目指せる関係の仕事とは?
美容系で高収入を目指すなら、
- マルチで活躍する(ネイルもメイクもできるなど)
- 独立する
の2パターンが有力。
今回は高収入が目指せる美容系資格を以下のジャンルに分けてご紹介していきます。
- 国家資格
- スキンケア系資格
- メイク系資格
- ネイル系資格
- その他関連資格
ひとくちに美容といっても、顔や爪など部位に特化したもの、トータルプロデュースするものなどたくさんありますよ。
国家資格
2023年4月時点で美容系の国家資格は次の2つ。
ポイント
- 美容師
- 理容師
養成施設で一定期間の教育を受け、筆記試験/実技試験への合格を経て免許証が交付された後、正式に美容師/理容師を名乗ることができます。
美容師|あらゆる「美」に精通するプロフェッショナル
スキンケアやメイクを始め、フェイシャルエステティック、まつ毛エクステ、ヘアスタイリング、ヘアカットなど外見を美しくする施術を行う美容のプロが美容師。
美容室などにおけるスタイリスト、ヘアメイクアップアーティストや美容研究家など、活躍のフィールドが幅広いのが特徴です。
技術力だけではなくセンスや話術なども日々磨き、コンスタントに顧客を獲得できるスター性を磨いていくことが大きく収入を伸ばすカギといえるでしょう。
理容師|頭皮ケアとシェービングならお任せ
ヘアカット、シャンプーなど頭皮ケアのプロが理容師。
美容師とよく混同されがちな理容師ですが、最大の違いは顔そりなどシェービング業務を扱えるのは理容師のみであることです。
逆に、美容を目的としたヘアセットやメイクは理容師免許では対応できません。
シェービング業務ができるという特性から男性顧客が中心となる場合が多いですが、一般的な理容室の他、シェービングサロンなどでの活躍が期待されます。
スキンケア系資格
スキンケア系の美容資格について以下の2つをご紹介。
ポイント
- スキンケアアドバイザー
- スキンケアカウンセラー
- スキンケアスペシャリスト
どれも似たような名称ですが、資格が誕生した経緯や学習内容は異なります。
スキンケアアドバイザー|肌に適したスキンケア用品を提案するプロ
スキンケアアドバイザーは、どんな肌質にどんなスキンケア用品が適しているかを学ぶことで正しいアドバイス・提案に役立てられる資格。
試験は課せられておらず、日本スキンケア協会が実施している通信講座を受講し、課題レポートに合格することで取得できます。
最短1ヶ月で資格取得が狙えるので多忙な方でも学習しやすい他、独学できるのも嬉しいですね。
資格取得後は美容師やメイクアップアーティスト、エステティシャンなど、美容に関わる職業全般で活躍できます。
スキンケアカウンセラー|カウンセリングでスキンケアのお悩みを解決
スキンケアカウンセラーは、スキンケアに関する悩みを抱えた人の心に寄り添った適切なカウンセリングができることを証明する資格。
顧客の獲得や収入UPに繋げるためにも、正しくカウンセリングできることは重要です。
試験はなく、日本スキンケア協会が実施する通信講座を受講し、課題レポートに合格すると取得可能。
活躍のフィールドは幅広く、様々な職種で役立てられるのが嬉しいですね。
スキンケアスペシャリスト|メイクやエステ業界で活躍!
日本技能開発協会が認定するスキンケア資格であるスキンケアスペシャリスト。
スキンケアの正しい方法、スキンケアコスメの正しい使い方などを学び、アドバイザーとして活躍できます。
最短で3週間ほどで取得可能。
在宅で受験ができるので忙しい方にもぴったりな資格です。
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メイク系資格
メイク系の美容資格について、以下の6つをご紹介。
ポイント
- 日本メイクアップ技術検定
- 国際メイクアップアーティストライセンス
- メイクアップ認定講師
- コスメコンシェルジュ
- メイクセラピー検定
- 化粧品成分スペシャリスト
メイクは人の肌に直接触れるため、専門的な知識があった方が顧客からの信頼獲得や収入UPに繋げやすいですよ。
日本メイクアップ技術検定|卓越した技術と知識が身に付く
日本メイクアップ技術検定はJMAが認定する試験。
メイクアップアーティストなど、メイクを中心とした職業で活躍したい方向けに技術力・接客力・知識力を高めることを目的としています。
難易度は以下をご覧ください。
- 3級:スキンケアからベースメイク、チーク・ハイライト・ローライトまでの基本技術が備わっている
- 2級:スキンケアからフルメイクまでの一連のスキルが備わっている
- 1級:モデルの悩みや要望をヒアリングし、イメージに合わせたメイクを施す技能が備わっている
協会が発行する公式テキストなどを活用して独学可能な試験です。
国際メイクアップアーティストライセンス|世界で活躍できるメイクアップアーティストを目指せる
国際メイクアップアーティストライセンスはIBF国際美容連盟が主催する資格。
世界で通用するメイクの知識・技術を身に付け、その内容に基づいたメイクができることを目的としています。
資格取得後はメイクアップアーティストを始め、様々な職業で活躍OK!
なお、受験資格を得るためには協会が指定するスクールで所定のカリキュラムを修了する必要があります。
メイクアップ認定講師|メイク講師として活躍OK
メイクアップ認定講師は、PBアカデミーが実施する通信講座を受講し、課題レポートに合格することで取得できる資格。
受講期間は目安として約6ヶ月間です。
メイクアップアーティストやメイクセラピストとして活躍する他にも、メイク講師として自宅開業できますよ。
プロが愛用するキットが送付されてくるため、最高品質の教材でメイクを学びたい方におすすめです。
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コスメコンシェルジュ|豊富な知識を活かした執筆活動も可能
コスメコンシェルジュは日本化粧品検定に合格することで取得できる資格。
資格取得後は美容部員やメイクアップアーティストの他、コスメライターとして食べていく道も!
受験可能な級数は以下の4つです。
- 3級:化粧品や美容に関する基礎知識を学ぶ
- 2級:美容皮膚科学を中心としたトータルビューティーを学ぶ
- 1級:化粧品の成分やルールなど専門的な知識を学ぶ
- 特級:化粧品の特徴を読み解き各自に合ったコスメを選べる
独学でも取得を目指せますが、公式テキストをしっかりこなすことが合格へのカギといえるでしょう。
メイクセラピー検定|見た目を美しくして「心」も元気に
メイクセラピー検定は、メイクセラピストジャパンが主催する試験。
資格取得後は、心理カウンセリングの知識を駆使したメイク術でメンタルサポートを行うメイクセラピストとして活躍できます。
その知識・スキルは医療・介護業界などでも役立てられるでしょう。
各級のレベルは以下のとおり。
- 3級:メイクセラピーの基本知識が理解できる
- 準2級:メイクセラピーの基本知識をもとにセルフメイクができる
- 2級:メイクセラピーの知識をセカンドライセンスとして活用できる
- 1級:メイクセラピーの知識を様々な場面で駆使できる
- 特級:プロのメイクセラピストとして活躍できる
学習方法としては通信講座、実技講座、各種スクールの利用などが挙げられます。
化粧品成分スペシャリスト|安心・安全な化粧品選定のプロフェッショナル
化粧品成分スペシャリストは化粧品検定に合格することで取得可能な資格。
各種化粧品のパッケージに記載されている成分や表示内容を正しく理解することで、安心かつ安全に化粧品を選択できることを目指します。
3つの級のレベルは以下のとおり。
- 3級:生活の中で最低限必要な成分知識を身に付ける
- 2級:頻出の成分・表示内容を理解できる
- 1級:成分・表示内容を的確に読み解き、一人ひとりに合った化粧品を選定できる
メイクカウンターなどでのカウンセリングをはじめとした業務に役立てられるのが嬉しいですね。
ネイル系資格
ネイル系の美容資格は、次の5つです。
ポイント
- ネイリスト技能検定
- ジェルネイル検定
- ネイルサロン衛生管理士
- ジェルネイル認定講師
- ジェルネイルプロフェッショナル
ネイリスト技能検定|あらゆるネイル知識に精通
ネイリスト技能検定は日本ネイリスト検定試験センター(JNEC)が主催する試験。
ネイルケア、ネイルカラーなど、ネイルの基本知識・スキルを向上させることを目的としています。
具体的な級数とレベルは以下のとおり。
- 3級:ネイルケア、ネイルアートに関する基本知識・スキルを身に付ける
- 2級:サロンワークで必須のネイルケア、ネイルアートに関する応用知識・スキルを身に付ける
- 1級:プロのネイリストとして活躍するための総合的な知識・スキルを身に付ける
ネイルサロンを開業したい場合は、2級以上が最低ラインです。
必要なキットが一式そろったコースを選べる通信講座などを利用すると学習しやすいでしょう。
ジェルネイル検定|ジェルネイルに関する知識なら右に出る者なし
ジェルネイル検定は日本ネイリスト協会(JNA)が主催する試験。
ネイルの主流となりつつあるジェルネイルを普及させることを目的として誕生しました。
各級で定められているレベルは次の通りです。
- 初級:ネイルケアおよびジェルネイルに関する基本知識・スキルを身に付ける
- 中級:サロンワークで求められるより高度な専門知識・スキルを身に付ける
- 上級:ジェルネイルのスペシャリストとして活躍するための網羅的知識・スキルを身に付ける
このうち、ネイルサロン開業の目安となるのは中級以上。
ユーキャンやたのまななど、通信講座を活用した学習がおすすめです。
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ネイルサロン衛生管理士|サロンの安全管理ならお任せ
ネイルサロン衛生管理士は日本ネイリスト協会(JNA)が認定する資格。
JNAが制定する「ネイルサロンにおける衛生管理自主基準」をもとに、ネイルサロンを安全に運営するための知識を身に付けることを目的としています。
受験にあたりネイルサロンでの実務経験は問われません。
ただし、年齢制限がかけられており、18歳以上の方のみ受験可能です。
ジェルネイル認定講師|幅広い業界でネイル講師として活躍OK
ジェルネイル認定講師は、PBアカデミーが実施する通信講座を通して取得できる資格。
ネイルサロンやエステサロン、美容室など、スキル・知識を活かせる場が幅広いのが嬉しいですね。
もちろん、ネイルサロンを自分で開業したり、ネイル講師として生徒を持ったりすることも可能です。
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ジェルネイルプロフェッショナル|お客様とのコミュニケーションもしっかりフォロー
ジェルネイルプロフェッショナルは日本技能開発協会が認定するネイル資格。
ネイルの基礎はもちろんのこと、お客様に信頼を得るためのコミュニケーション方法も学びます。
最短3週間で資格が取得できるので、とにかく早く資格がほしい!強みにしたい!という方にはおすすめです。
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その他関連資格
その他の美容関連資格として、次の6つをご紹介。
ポイント
- アロマテラピー検定
- 色彩検定
- 認定エステティシャン
- ビューティタッチセラピスト
- リンパケアセラピスト
- 体温管理士
アロマテラピー検定|生活の中で「香り」を活かす
アロマテラピー検定は、「香り」を美容や健康に役立てるための知識を身に付けられる資格。
医療・介護業界などでも活躍できます。
各級のレベルは以下のとおり。
- 2級:生活の中にアロマテラピーを正しく取り入れるための知識を身に付ける
- 1級:目的に応じた精油の使い分けができる
アロマテラピーアドバイザーやアロマセラピストなどの上位資格を取得することで、さらに顧客や収入UPに繋げられるでしょう。
公式テキストで独学できる他、通信講座での学習もおすすめです。
色彩検定|「色」の活かし方に通じたスペシャリスト
色彩検定は、「色」が持つ効力を学び、職場・家庭などあらゆる場面で役立てるための資格。
ファッションやデザイン、インテリアなど、資格を活用できる場面は多岐にわたります。
各級のレベルは以下のとおり。
- 3級:色彩に関する基礎的な理論・法則を学ぶ
- 2級:実務の中での色の活かし方を学ぶ
- 1級:色彩のプロとして様々な提案ができる
受験制限は特に設けられていないため、誰でも受験OK。
独学でも十分に合格を狙える資格です。
認定エステティシャン|高度な技術で信頼性バツグン
認定エステティシャンは、エステティシャン業に従事する上で専門的な知識・スキルがあることを証明する資格です。
取得しておくと顧客からの信頼度を上げられるだけではなく、独立時にも有利といえるでしょう。
試験を主催しているのは日本エステティック協会(AJESTHE)と日本エステティック業協会(AEA)の2つ。
受験資格を得るためには各協会が認定するスクールで一定時間以上の学習を修了するか、1年以上の実務経験を積む必要があります。
ビューティタッチセラピスト|「触れる」施術で高齢者を笑顔に
ビューティタッチセラピストは日本介護美容セラピスト協会が認定する資格。
「人に触れる」施術を通して心身の状態を健康に導き、認知症などの予防に繋げられるとして注目されています。
顧客は高齢者が中心となりますが、医療・介護業界など幅広く役立てられるのが嬉しいですね。
年齢制限は特に課せられていませんが、定められたカリキュラムを修了し、認定試験に合格する必要があります。
リンパケアセラピスト|リンパマッサージの知識を活かした施術のスペシャリスト
リンパケアセラピストは日本メディカル心理セラピー協会が認定する資格。
リンパマッサージに関する知識・スキルをもとに施術ができることを証明できます。
資格取得後はリンパケアサロンを開業するなど独立時に有利になる他、顧客がコンスタントに付けば高収入を目指すことも夢ではありません。
公式テキストなどは販売されていないため、通信講座を活用した学習がおすすめです。
今すぐ在宅で資格取得!
体温管理士|低体温問題に向き合うプロ
体温管理士は日本セルフメンテナンス協会が認定する資格です。
体温の適切な管理が健康に及ぼす影響を深く理解し、実践するスキルをもっていることを証明できます。
資格取得後は健康指導やウェルネスプログラムの開発などに有利。
また健康教育やセミナーで講師として活躍し、知識を広めることができます。
公式サイトで申込、送られてくるテキストで勉強します。
まとめ
単体で資格を取得するのも良いですが、可能であれば複数の資格を取得しておくとさらに知識・スキルを深められます。
今回ご紹介した以外にもたくさんの美容資格がありますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
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