「マンションやアパートに住んでいるけど、ガーデニングがしたい」
「庭は日当たりがよくないけど、ガーデニングできるかな?」
そんな人たちにおすすめなのがベランダガーデニングです。
ちょっとしたスペースでできるので、多忙な人でも手入れをしやすいですよ。
どんな植物を育てられるのか、ベランダガーデンの注意点は?
しっかり学んで、楽しくベランダガーデニングをする方法をご紹介します。
ベランダガーデニングとは?
まずはベランダガーデニングについて知っていきましょう。
プランターや鉢を使ってベランダで植物を育てる
ベランダガーデニングでは、プランターや鉢で植物を育てていきます。
ベランダという限られたスペースなので、棚やフェンスを設置したり、ぶら下げたりして、プランターや鉢を置きやすくしましょう。
床材を工夫したり、椅子やテーブルを置いたりすれば、植物に囲まれたあなただけのオアシスに。
ホームセンターや100均でも活用できる材料がたくさんあるので、自分好みの空間作りをしていきましょう。
ベランダガーデニングのメリット
ベランダガーデニングには、
- コンパクトなスペースで手軽にできる
- 天候の影響を受けにくい
- 目隠し・日よけにもなる
といったメリットがあります。
コンパクトなスペースで手軽にできる
プランターや鉢1つから始められるベランダガーデニング。
ベランダのスペースに合わせて少しずつ種類を増やせばいいので、手軽に始められます。
レイアウトも変更しやすいのは、ベランダガーデニングならでは。
天候の影響を受けにくい
屋根があるベランダでできるベランダガーデニングは、長雨やカンカンの日照り、雪などの天候の影響が少なく済むことが考えられます。
比較的安定した環境で植物を育てられるのは、初心者にも安心です。
目隠し・日よけにもなる
フェンスを活用したり、アサガオやゴーヤなどのツル性の植物を育てたりすることで目隠しや部屋の日よけにも。
大きめの植物を置くことでも同様の効果が得られます。
ベランダガーデニングの注意点
ベランダガーデニングを始めるにあたって、きちんと頭に置いておきたい注意点も。
- 日当たりと風通し
- 虫の発生
- 近隣住民への配慮
- 台風・強風時の安全性
- 避難経路は確保
日当たりと風通し
植物を育てるために必要な日光。
ベランダの日当たりを確認しておきましょう。
日が当たる時間はどれくらいか、季節によっても異なってくるので、どこに植物を置いてあげるといいのか、適した植物は何かを考えておくことが必要です。
また、風通しも確認しましょう。
風通しがあまりよくないのであれば、棚などを使って蒸れないようにする工夫が必要ですし、風通しが良すぎる場合は乾燥に強い植物を選び、プランターが倒れないように配慮が必要です。
虫の発生
植物にはどうしても虫が寄ってきてしまうもの。
虫除けの薬剤を活用するなど、対策を。
プランターの受け皿に水が溜まっていたりしても、虫が発生しやすくなるので要注意。
ハーブには虫が嫌う成分がありますし、虫が付きにくい植物も多数あるので活用していきましょう。
近隣住民への配慮
ツル性の植物が隣のベランダまで伸びていた、水やりをしたら下の階の洗濯物にかかってしまったなど、近隣住民とのトラブルにも配慮しましょう。
虫の発生も、近隣住民に影響を及ぼしてしまうもの。
植物の剪定方法や害虫の予防方法など、正しい管理方法を知っておくことでトラブルを防げます。
台風・強風時の安全性
台風などの天候不良時の備えも必要です。
ベランダに置いていた鉢がトラブルにならないためにも・・・
- 悪天候時だけでも部屋の中に避難できるようにしておく
- 棚やフェンスから降ろして安全性を確保しておく
などの対応ができるようにしておきましょう。
避難経路は確保
火事や地震などで使用するベランダの避難経路は把握しておきましょう。
避難はしごがあるハッチや、隣のベランダとの間にある蹴破り戸などを塞いでしまわないようなレイアウトにしなければなりません。
自分が避難できないだけでなく、近隣住民の避難経路でもあるので、もしもの時に迷惑をかけてしまうことになります。
ベランダガーデニング資格は必要?
紹介した通り、ベランダガーデニングには手軽に楽しめるメリットもある一方、注意しておかなければならない点もあります。
植物の特徴や管理方法などの正しい知識を持つことで、より楽しく、安全にベランダガーデニングができるように。
市販でベランダガーデニングの本もありますが、カリキュラムを修了して認定試験を経て取得する資格は、周囲の人にもベランダガーデニングの楽しさを広めることができるかもしれませんよ。
ベランダガーデニングの資格とは?
手軽に始められるベランダガーデニング、資格にはどのようなものがあるのでしょうか?
- ベランダ菜園士
- 家庭菜園士
- ガーデニングスペシャリスト
- グリーンアドバイザー
の4つをご紹介します。
ベランダ菜園士【ベランダで植物や野菜を育てる知識の証明】
ベランダ菜園士は日本生活環境支援協会(JLESA)認定の資格。
ベランダ菜園士は、ベランダ菜園を人にもアドバイスできるような知識を習得した証。
認定試験は在宅受験で、偶数月に受験します。
受験料は10,000円。
家庭菜園士【安心・安全なベランダ菜園を作る】
家庭菜園士は日本インストラクター技術協会(JIA)認定の資格です。
家庭菜園士は、ベランダ菜園で育てる植物や野菜を元気に育てる知識の資格。
せっかく育てるなら、元気に育てたいですよね。
家庭菜園士も、認定試験は在宅受験、偶数月の実施です。
受験料は10,000円です。
ガーデニングスペシャリスト【ガーデニングの基礎知識を自分のペースで学べる】
ガーデニングスペシャリストは日本技能開発協会(JSADA)認定の資格です。
ガーデニングの基礎知識を得られる資格なので、ベランダガーデニングに特化しているものではありませんが、ガーデニングの知識をベランダガーデニングに活かすことができます。
ガーデニングスペシャリスト資格は、ラーキャリで「ガーデニングスペシャリスト資格取得講座」で取得できます。
ラーキャリ「ガーデニングスペシャリスト資格取得講座」
- 通信講座・試験:49,500円
- 試験のみ:11,000円
認定試験のみの申込も可能ですが、資格取得するためには通信講座の受講が確実。
ラーキャリは受講期限が最長3年と長く、添削課題は提出しても提出しなくてもOKなので、自分のペースで受講できますよ。
資格認定試験は、在宅受験でいつでも提出できます。
\今だけ!割引キャンペーン実施中!/
グリーンアドバイザー【ガーデニング知識をアップデートできる】
こちらもベランダガーデニングに特化した資格ではありませんが、ガーデニングの知識を深めることができる資格、グリーンアドバイザー資格です。
グリーンアドバイザーは日本家庭園芸普及協会認定の資格。
グリーンアドバイザーは独学での取得はできず、認定講習の受講後に認定試験を受験します。
認定講習は動画によるものなので在宅で受講でき、認定試験は全国のテストセンターで受験できるCBT方式。
グリーンアドバイザー資格受講・受験料は40,700円、グリーンアドバイザー資格登録料10,450円(5年分)が必要です。
資格取得後は、協会主催のイベントやセミナーに参加できたり、情報誌や専用ホームページから情報を得られたり、ガーデニングの知識をアップデートできるメリットが。
活動報告を申請することによって「園芸ソムリエ」などの上位称号の取得もできますよ。
ベランダガーデニングを学ぶならSARA「ベランダ菜園資格取得講座」
ベランダガーデニングについてしっかり学び、ベランダ菜園士と家庭菜園士の2つの資格取得ができるのはSARA「ベランダ菜園資格取得講座」です。
ベランダ菜園士と家庭菜園士は独学でも受験可能ですが、SARA「ベランダ菜園資格取得講座」ならしっかり対策ができるだけでなく、試験免除で資格取得も可能なのです。
SARA「ベランダ菜園資格取得講座」受講料
- 基本コース(添削課題5回):59,800円
- プラチナコース(添削課題5回+卒業課題1回):79,800円
プラチナコースは卒業課題を提出することで、試験免除で2つの資格を取得できるコース。
しっかり学べるテキストでベランダガーデニングをしっかり学んで、2つの資格を取得したら、自分で楽しむだけでなく、ベランダガーニングの講師などで活躍することも。
まとめ
ポイント
- ベランダガーデニングはプランターや鉢で手軽に始められるので初心者でも安心
- 植物の管理方法や虫対策、近隣住民への配慮など、注意点もあるので知識も必要
- 楽しく安全にベランダガーデニングをするためにも知識を身に付けて資格取得をしよう
- ベランダガーデニング資格取得ならSARA「ベランダ菜園資格取得講座」がおすすめ
ベランダガーデニングで育てた植物に囲まれながら、育てたハーブのハーブティーを楽しんでみたり、朝カーテンを開けると植物の成長を楽しめたり、生活に潤いをもたらされるベランダガーデニング。
素敵な趣味ですよね。
知識を持っておくことが、より楽しむための近道。
ベランダガーデニング資格を取得して、ベランダガーデニングを楽しんでくださいね。