あなたは簿記3級に受からなくて悩んでいませんか?
「簿記3級に受からない」「難しい・・・」
その原因は色々ありますが、次の3つが主な原因の可能性が高いです。
- 基本ができていない
- 時間がかかりすぎている
- ケアレスミスが多い
どうしてこれらの原因が起こってしまうのか、そして合格するための試験対策とは?について詳しくお伝えしていきますね!
簿記3級はそんなに難しいの?
そもそも簿記3級は難しいのでしょうか?
この表は簿記3級の過去5回の合格率です。
*商工会議所の検定試験公式HPより作成
見てもらうとわかるように、簿記3級の合格率は平均で40%ほどです。半分以上の人が不合格になるのですから、一見難易度は高いように見えますよね。
しかし一般的な感覚でいうと、3級は「簡単」「独学で充分」という見方をされています。私自身も3級なら『簡単』な部類に入るだろうと思っています。
つまり、受からない原因を把握してしっかりと対策を練るだけで、簡単に合格することができるはずなのです!
簿記3級に受からない人の3つの原因
基本を理解できていない
まず『基本を理解できていないこと』です。
簿記は数学と同じで暗記では点はとれません。どうしてこうなるのか、きちんと基本から理解していないと問題は解けません。
基本問題も解けないのに応用問題はわかりませんよね。
特に本番の試験では、問題集の通りの問題が出るとは限らず、応用問題やちょっとひねった問題が出されることもあるのです。
基本が身についていないと、そこでつまづいてしまいます。
1つの問題に時間をかけすぎている
2つ目の原因は『1の問題に時間をかけすぎていること』です。
簿記3級の試験は全5問出題され、制限時間は2時間です。
上記のように手こずる問題があったり計算ミスをしてやり直したりしていると、あっという間に時間はなくなってしまいます。
時間オーバーで解けずに点がとれないなんてもったいないですね
時間が残りわずかにせまった時に解いていない問題が多いとそれだけで焦りますよね。最後まで落ち着いて取り組むためにも、最初の問題から順に解くのではなく得意な問題から先に解くようにしてできるだけ終わらせておくというのも一つの手ですよ。
ケアレスミスが多い
そして『ケアレスミスが多いこと』も原因の一つです。
数字や文字を書き間違えたり、計算ミスをしたりという事ですね。
また簿記試験の形式上、『3カ所当たっていて初めて得点になる所で1カ所間違えている』『1カ所数字を間違えて、そこから芋づる式に他の所も間違えていく』ということもよくあります。
こういったミスが重なると確実に不合格でしょう。このようなミスを防ぐためにまず落ち着いて問題を解くことが重要◎
先ほどの1つの問題に時間をかけすぎないようにするのもミス防止につながりますね。時間がなくなってくると焦るので、よりミスが発生しやすくなります。
また試験で使う電卓ですが、使い慣れているものを使用するようにしましょう。試験では特殊な機能の付いていないシンプルな電卓を使用しなくてはいけません。
電卓って物によって+や=のキーの場所が違いますよね。もし普段家で使っている電卓と本番の試験で使う電卓が違うと、慣れないのでミスをしやすくなります。同じ物を使うか事前に慣れるようにしておきましょう。
簿記3級に確実に合格するための対策方法
- 基本を理解できていない
- 1つの問題に時間をかけすぎている
- ケアレスミスが多い
この3つの問題を解消して合格に近づく対策は『より多くの問題を解くこと』です。
しかも試験と同じ形式の問題を多く解くこと、つまり模擬試験問題集・予想問題集を解くことですね。
おすすめの問題集はこちら。
私も実際に使った模擬試験問題集で、模擬試験8回分と過去問3回分がセットになっています。
たくさんの模擬試験に挑戦すると自分のレベルや本当に理解できているのかを確認できますし、色々な応用パターンが身につきます。
そして問題慣れすれば1つの1つの問題を解く時間も早くなり、落ち着いて取り組めるのでケアレスミスも減ります。
簿記3級に受からない人への原因と対策まとめ
あなたが簿記3級に受からない原因は次の3つです。
- 基本を理解できていない
- 1つの問題に時間をかけすぎている
- ケアレスミスが多い
これらの原因を把握したうえで、より多くの問題を解くことが対策として重要◎より多くの問題に触れて試験の傾向をつかみましょう!
また、今回は独学で勉強する方へ向けてのアドバイスでしたが、独学では不安な方には通信講座をおすすめします!
私も自信がなかったのでヒューマンアカデミーたのまなの簿記3級講座を使って1発合格しました。
「何度受けても落ちてばかり」「独学ではよく理解できない」という人は検討してみてください。
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