日本商工会議所が実施している簿記検定の3級を受けようと思っているあなたに、たった1ヶ月で合格できる方法をお伝えします。
私が実際に1ヶ月で1発合格できた勉強方法です。
ぜひ参考にしてくださいね。
簿記3級ってどんな資格?
こんな人たちが受けている
簿記3級は高校生から社会人まで幅広い方が受けている検定です。公式HPの受験者データによると、毎年約24万人もの多くの方が受験していています。
商業高校で授業の一環として受ける人もいれば、就職活動で必要な人もいれば、社会人が事務職に転職する時のアピール材料として受ける人もいます。
正直3級の資格を持っているからといって絶対に就職がうまくいくとかというものではないです。ただ持っていると一定のレベルが保証されるものですし、持っていることが最低条件としている企業もありますね。つまり持っていて損ではない、ということです!
合格率から見る難易度
*商工会議所の検定試験公式HPより作成
過去5回の簿記3級の合格率は上の表の通りです。20%台から40%台までと幅がありますが、だいたい30%~40%になるように問題は作成されているようです。
ちなみに120分の試験時間で、合格基準は70点以上となっています。
検定や資格の中には合格率80%のようなものもあるので、それと比べたら難易度は決して低くないのだと思います。しかも3級でこの難易度なので、2級や1級となるとさらに難易度は上がります。
試験日や申込みについて
簿記3級は毎年6月、11月、2月の年3回行われるのが通例です。
試験の申込みは試験日の約2ヶ月前から始まりますが、各地域の商工会議所ごとで申込み方法や申込み日程が異なります。必ず自分の希望する地域の商工会議所の情報を確認して申込みましょう。
たった1ヶ月で確実に合格するためのおすすめ勉強法
通信講座&参考書のダブル使い
さて、そんな一見難易度が高そうな簿記3級ですが、私自身はたった1ヶ月の勉強で1発合格することができました!もちろん私が特別頭が良いわけでも、1日12時間も勉強したわけでもありません。
あなたの努力次第ではありますが、誰でも1ヶ月で合格する可能性が充分にあるのです!
私が実際に合格した経験をもとに1ヶ月で確実に合格するためにおすすめの勉強法をお伝えしていきます。
簿記検定は誰でも受けることができるので、勉強方法も様々です。決まったテキストを使う必要もないので、自分に合ったスタイルで勉強して受験することができます。
- 市販の参考書を使った独学
- 通信講座
- 通学
- 高校や大学の授業
などの勉強方法がありますが、3級であれば独学か通信講座で勉強する人が多いと思います。2級や1級だと通学で先生に直接教えてもらう人も増えるかと思いますが・・・。
そして私が実際に行ったのは通信講座と市販の参考書を併用する勉強法です。
1~2週間目
まず1ヶ月で1発合格を目指すなら通信講座を使うのが確実です。全て独学で行おうと思うとついだらけてしまったり、わからない所があるとそこでストップして諦めてしまう可能性がありますが、通信講座を使えばそのような心配が減るでしょう。
簿記3級の勉強ができる通信講座はユーキャンやヒューマンアカデミーなどがありますが、私が実際に使ったのはヒューマンアカデミーたのまなです。
関連記事:「簿記3級の通信ユーキャンとヒューマンアカデミーを比較してみました」
ヒューマンアカデミーの簿記3級講座に申し込むと以下の教材が届きます。
- テキストと解答用紙
- 問題集と解答用紙
- 模擬試験4回分
- DVD
- 手引きなど
1ヶ月のうち前半の2週間でテキストと問題集を終わらせましょう。
テキストは第1章〇〇~第1節△△~と項目別に進んでいきますので、これに沿って1章ずつ、もしくは区切りのいいところまで解いていきます。問題集はテキストと連動していますので同じ章を復習のつもりで解いていけばOK!
テキストには簡単な例題がついているので、それを解きながら理解していけば大丈夫です。
テキストを進めながら自分用の確認ノートを作りましょう!
このように自分でポイントとなる点や忘れやすそうな点をノートに書きます。ちょっと時間が空いた時にササッと確認できますし、自分でノートにまとめることによってより理解が深まります。
もしわからない所があればヒューマンアカデミーのメールサポートサービスを使って質問しましょう。ここが通信講座の良い所ですね!自分のペースで勉強できるけど、わからない所があれば気軽に質問できるのがおすすめポイントです♪
3週間目
テキストと問題集が全て終わったら付属で付いている全4回の模擬試験にとりかかりましょう。
簿記の試験は全5問ありますが、ほぼ問題形式が決まっています。
模擬試験は試験と同じ形式になっているので、とても良い練習になります。本番と同じように2時間かけて取り組みましょう。テキストや問題集では理解していたつもりでも、実際の問題形式になると勝手が違うので解けなかったり、ミスをしたりということがあります。
私も最初の模擬試験は60点しかとれず焦りました。
でも簿記は数学と同じで、問題を解けば解くほど合格に近づきます。まずは問題形式に慣れるようにしましょう。
4週間目
ヒューマンアカデミーの教材が終わったら最後の詰めとして市販の参考書を使いましょう。この頃にはもうほぼ全ての内容が頭に入っているはずなので、あとはひたすら問題を解くだけ!書店で売っている模擬試験形式の問題集を買ってきて、試験本番のような気持ちで解いていきましょう。
使う問題集は次の3つに注意して買ってくださいね。
- 模擬試験形式であること
- 最新版であること
- 答案用紙が付いているもの
あくまで試験形式に慣れながら問題を解くのが目的なので、「テキスト&問題集」「教科書」のようなものは必要ありません。(ヒューマンアカデミーがその役割を果たしています)
また過去問題集よりは模擬試験集の方がおすすめです。過去問題集はその名の通り、過去の試験をそのまままとめたもので、傾向を知るのにとても役に立ちます。
ただ平成28年度から30年度にかけて簿記検定は改定を行っています。出題範囲が変わったり言葉の変更があったりするので、過去の問題を解くと混乱する可能性があります。
その点、模擬試験集は最新の試験に合わせた予想問題集です。出題範囲も最新に合わせてあるので問題ないでしょう。
私が実際に買った模擬試験集はこちらです。模擬試験が8回分と過去問が3回分付いています。これだけ試験形式の問題を解けば充分でしょう。
1カ月で簿記3級に合格する方法のまとめ
簿記3級の合格率は40%ほどと一見難易度が高そうですが、通信講座と参考書の併用で充分に1カ月で合格できます!
学生時代数学が得意だった人なら独学でも大丈夫かもしれませんが、確実に合格するためにも通信講座を使うことをおすすめします。
ヒューマンアカデミーの簿記検定3級講座なら税込27,500円なので、ユーキャンの39,000円よりもかなりお得です!
2級とセットになったものもあるので、あなたに合った講座を選んでくださいね!
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