チョコレート検定は、2016年から年1回開催されているチョコレート好きのための公式検定試験です。
初級「スペシャリスト」の合格率は95.0%と非常に高く、「自分でも合格できるかな?」と不安な方でもチャレンジしやすい内容になっています。
とはいえ、中級「エキスパート」や上級「プロフェッショナル」になると難易度や勉強時間も増すため、しっかりとした対策が必要です。
ただし、チョコレート検定は試験が年1回のみというスケジュール制限があるのがネック。
そのため、最近では通年で取得できるSARAスクールのチョコレート資格講座にも注目が集まっています。
難易度/ 合格率 | /スペシャリスト(初級):95.0% |
受験資格 | 誰でも受験可能(併願可能) |
試験形式 | 会場でのオンライン試験(CBT方式) |
受験料 | スペシャリスト(初級):5,800円 |
勉強方法 | 独学 |
類似資格 | チョコレートソムリエ資格 |

合格率95%!チョコレート検定の試験の合格率・難易度
チョコレート検定は、
- 初級「スペシャリスト」
- 中級「エキスパート」
- 上級「プロフェッショナル」
の3つの級に分かれており、それぞれ難易度や必要な対策が異なります。
各級の合格率
スペシャリスト(初級) | エキスパート(中級) | プロフェッショナル(上級) | |
歴代 平均 | 95.0% | 74.5% | 11–17%% |
2025年度 | 90.8% | 80.2% | 11.5%% |
初級「スペシャリスト」
合格率は公式発表で95.0%と高く、チョコレートに興味があれば誰でも挑戦しやすい内容です。
勉強時間は10~15時間程度が目安。
公式テキストを一通り読み込めば十分に合格可能です。
中級「エキスパート」
合格率は74.5%。
初級と同じテキスト範囲ですが、内容の理解度がより深く問われます。
目安の勉強時間は20~30時間程度。
用語や背景知識までしっかり押さえる必要があります。
上級「プロフェッショナル」
2019年に新設され、初回の合格率は11.5%。
出題範囲が広く、さらにテイスティング試験もあるのが特徴です。
参考文献3冊の読解も含めると、50時間以上の学習時間が必要とされ、かなり難易度の高い内容となっています。

歴史から製造法まで!チョコレート検定試験の概要と問題
チョコレート試験の概要は以下のとおりです。
試験形式 | 初級・中級:CBT式オンライン試験 上級:CBT式オンライン試験+テイスティング試験 |
試験時間 | 初級・中級:60分 上級:75分(筆記 60分+テイスティング 15分) |
試験会場 | 全国47都道府県内に指定されたテストセンター ※上級 二次試験は東京・大阪会場のみ |
受験料 | 初級:5,800円 / 中級:6,800円 / 上級:7,800円 |

以下の表で、各級の出題範囲と特徴を比較しておきましょう。
級名 | 出題範囲 | 特徴 |
---|---|---|
スペシャリスト(初級) | 公式テキスト | チョコレートの基本知識を問う。初心者向けで受けやすい。 |
エキスパート(中級) | 公式テキスト | より深い理解と応用力が求められる。 |
プロフェッショナル(上級) | テキスト+参考文献3冊+テイスティング試験 | 幅広い知識+実技力が問われる。業界志向の内容。 |
詳しく解説します。
初級&中級は公式テキストから出題の4者択一
スペシャリスト(初級)とエキスパート(中級)は1冊の公式テキストが共通の試験範囲となり、このテキストから試験問題が出題されます。
テキストではチョコレートのあらゆることが網羅されており、このテキストをちゃんと読み込めば合格できます。
チョコレート検定試験で問われること
・チョコレートの主原料・カカオについて
・チョコレートの歴史
・世界と日本のチョコレート商品
・チョコレートの製造法 など
公式テキストの中身(2019年度版)はこちらでチラ見することができます
ただし、スペシャリスト級とエキスパート級では試験範囲となるテキストは同じでも、難易度が異なります。
- 初級のスペシャリスト・・・テキストを一通りこなせば合格可能
- 中級のエキスパート ・・・テキストを深く理解すれば合格可能

初級&中級の過去問はテキストに掲載されている
「実際にはどんな問題が出されるの?」と不安な方のために、最新の公式テキストの巻末には 前年度の試験問題の一部が過去問として掲載されています。
テキストを読んだあとに過去問に挑戦することで、より理解を深めると同時に問題形式にも慣れることができるので安心ですね。
上級(プロフェッショナル級)はテイスティング試験あり
一方 上級は、初級・中級と同じ公式テキストに加えて、 3 冊の参考文献も出題範囲に含まれており、チョコレートに関する幅広い知識が問われます。
①蕪木 祐介『チョコレートの手引』(雷鳥社)
②Stephen T Beckett著、古谷野 哲夫訳『チョコレート カカオの知識と製造技術』(幸書房)
③佐藤 清隆『チョコレートの散歩道』(エレガントライフ)
さらに 他級と大きく違うのは、テイスティング試験がある点 です。
試験中にチョコレートを食べて、該当の設問(最低 6 問)に答えます。
2019年度試験では、明治から限定発売されたチョコレート「THE Chocolate 6 COLLCTIONS」が参考題材になっており、この商品を食べてテイスティング問題に答えるという形でした。
チョコレート検定を取得した人の口コミ評判
チョコレート検定は、チョコ好きの間で年々人気が高まっており、実際に受験した人の声からはその魅力や難しさが伝わってきます。
とくに初級・中級では「勉強が楽しかった」「もっとチョコが好きになった」といった感想が多く見られました。
ちなみに、去年9月に受けた
チョコレート検定エキスパート(中上級)は
無事に合格しました♡
今年開催される、プロフェッショナル(上級)は
テイスティング問題があるので受けません…
味覚に自信がないので😭
プロフェッショナルの称号は欲しいけど…— しょこら (@ChocoChocolover) 2019年1月24日
中級までの試験は筆記中心で受けやすいですが、上級ではテイスティングがあるため、挑戦をためらう人も少なくありません。
チョコレートの季節だ〜🍫🍫🍫
チョコホリックという単語が好きで雑貨屋さんのchocoholicも好きだったわたしが、ベルギーへ行ってからチョコレートに改めて目覚め。
ついに!昨年 #チョコレート検定 を取得しました(∩❛ڡ❛∩)
バレンタインに向けてのチョコレートイベントが盛りだくさんで楽しみ😋🍫 pic.twitter.com/y1mdBDKanQ— 大久保ちか🍰声優紙芝居師こむぎちゃん🍞🍭 (@chikachocolat) 2019年1月24日
チョコレート検定はシーズンイベントとの相性もよく、趣味として楽しみながら資格取得を目指す方も多数。
知識を深めることで、チョコレートの魅力をさらに味わえるという声もあります。
このように、チョコレート検定は「知識を深めながらチョコレートをもっと楽しめる検定」として、多くの受験者から好評を得ています。
とくに初級~中級は挑戦しやすく、学びの入り口にもぴったりです。
チョコレート検定よりおすすめ?SARAスクールチョコレート講座の魅力とは
チョコレート検定は人気の資格ですが、年に1回のみの開催のため、タイミングが合わないと受験できないというデメリットもあります。
「チョコレートに関する資格が欲しいけれど、日程が合わない…」という方におすすめなのが、SARAスクールの通信講座で取得できる「チョコレートソムリエ」資格です。
この講座は通信制のため、自分のペースで学びながら、在宅で資格取得が可能。さらに、以下のような魅力があります。
- チョコレートソムリエとチョコレートマイスターのW資格が同時に目指せる
- 最短2ヶ月で取得可能。初心者にもわかりやすいカリキュラム
- チョコレートの歴史・製造方法・健康効果など幅広い知識が学べる
趣味として楽しむのはもちろん、販売・カフェ運営などの仕事に活かすことも可能です。
チョコレート検定のまとめ
- 初級・中級・上級に分かれる
- 初級なら合格率は95.0%
- 中級は応用力が問われ、やや難易度が上がる
- 上級はテイスティング試験あり、合格率は1割程度と難関
- 試験期間が定められているのが難点
- 「チョコレートソムリエ資格」なら常時取得可能
- 通信講座なら自宅学習+在宅受験で資格取得ができる
チョコレート検定は、チョコレートに関する知識を楽しく深められる人気の検定です。
ただし、試験が年1回のみで、上位級はやや難易度も高くなるため、しっかり準備が必要。
「今すぐチョコレートの資格がほしい」「自分のペースで学びたい」という方は、通信講座で取得できるチョコレート資格もぜひ検討してみてください。
趣味にも仕事にも活かせる知識が身につきます。