「奥深いパンの世界を迷うことなく案内できる幅広い知識を持った人」を目指すパンシェルジュ検定。
パンに関する体系的な知識を学べるのが魅力です。
では、パンシェルジュ検定に挑戦するにはどのように勉強し、どんなスケジュールを組めばよいのでしょうか。
ここでは、現在パン業界に従事していないものの、パンをこよなく愛する方を想定し、パンシェルジュ検定3級・2級の勉強方法を解説します。
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まずはパンシェルジュ検定に申し込み
パンシェルジュ検定は例年3月と9月に開催されます。
最新回(第31回)は 2025年9月7日(日)開催、申込締切は8月7日(木) です。
申込は公式サイトのフォームから行いましょう。

パンシェルジュは何級から受けるべき?
パンシェルジュ検定は3級・2級・1級とあります。
各級の出題内容を見てみましょう。
- 3級:パン好きが知っておきたい基礎知識
- 2級:3級の出題内容に加えて、マーケット・トレンド・コンビネーションなど、より専門的で実用的な知識
- 1級:3級・2級の出題範囲に加えて、高度で専門的な知識
3級は基礎知識。
しかし、パンの製法や工程に関する問題は作ったことがない人にはイメージが難しいはずです。
さらにパンの歴史は西暦もしっかり覚えておかないと答えられない問題もあり。
2級は3級の内容に加え、マーケットやトレンドに関するより深い知識が求められます。
「パンは食べるのは好きだけど、作ったことない・・・」
「受験は決めたけど、勉強する時間を多くとれない・・・」
という方は3級からのチャレンジをオススメします。
受験まで十分な時間がある方は、3・2級の併願や2級のみの受験もおすすめです。
「十分な時間」は次の項目で解説していきます。
パンシェルジュ検定の勉強法
パンシェルジュ検定3級、または2級の受験を決意したら、合格に向けて勉強を開始していきましょう。
公式テキストは必須!
パンシェルジュ検定には公式テキストがあり、試験内容はこのテキストから出題されています。
合格を目指すなら必須です!!
2級のみ受験する場合でも、3級の出題内容も範囲になりますので、3級のテキストを入手しておくといいでしょう。
公式テキストを熟読
公式テキストは、3級は200ページほど、2級は250ページほど。
イラストを交えながらなので、1日1時間じっくり読み進めれば、1週間前後で読み終わります。
しかし、読んだだけでは意外と覚えません。
大切なところをマーカーで引いたり、覚えにくいものはノートにまとめたりすることも必要でしょう。
前の項目でも述べましたが、年号や、温度や湿度などの数字を問われる問題も出題されます。
紙に書くと頭に入りやすくなりますので、勉強用にノートも用意してみてはいかがでしょうか。
過去問に挑戦
公式テキストには、各項目に練習問題と巻末に模擬試験が付いています。
傾向をつかむためにも、しっかり取り組みましょう。
さらに、公式の過去問集も販売されています。
過去問を解いておくことで、合格にぐっと近づけます。

パンシェルジュ検定のスケジュールの立て方
パンシェルジュ検定の申し込みは、3月開催は前年10月頃から、9月開催は4月頃。
締め切りは1か月半前くらいです。
受験する月を決め、申し込んだら勉強を開始していきましょう。
勉強期間の目安としては約1ヶ月。
これは合格者の平均勉強時間となっています。
もちろん、それより長く期間が取れればさらに合格には近づけます。
テキストを開く時間を毎日作り、見開き5~8ページほどを目標にしっかり覚えていきましょう。
覚えにくい内容は、パンが食べられるカフェなんかに行って、コーヒーとパンをいただきながらまとめるなんていかがでしょうか。
全ての項目の勉強が終わったら、巻末の模擬問題を実際の試験時間(70分)で解いてみましょう。
間違いを復習し、苦手だと思う項目をさらに勉強する余裕をもてるよう計画しましょうね。
また、「パンは大好きだけど、作ったことはない!」という方で、時間に余裕があれば、1〜2品作ってみるのもおすすめです!
パンの製法、工程への理解が非常に高まります。
ご自宅にオーブンがあれば作れます。レシピは検索すればたくさん出てきますし、材料もほとんどスーパーで購入できます。
材料がシンプルなレシピから、ぜひチャレンジしてみてください。
くれぐれも試験前の日に一夜漬けなどせず、ぐっすり寝て検定当日を迎えましょう。
パンシェルジュ検定当日の注意事項
いよいよ迎えた検定当日!
当日に注意すべきポイントをまとめました。
試験時間
過去の試験時間を紹介します。
(変更がある可能性もありますので、実施回の実施概要を確認してください。)
まず会場受験です。
3級 | 2級 | |
開場 | 9:50 | 12:00 |
説明開始 | 10:15 | 12:50 |
試験 | 10:30~11:40(70分) | 12:50~14:00(70分) |
退出可能時間 | 11:00~11:30 | 13:20~13:50 |
会場によっては多くの人が受験します。
自分の受験番号の部屋を探し、席を探さなければなりません。
エレベーターが使えず、階段で部屋に行かなくてはならない場合も…
時間の余裕をもって会場へ向かいましょう。
また、併願受験の場合、休憩中に会場内での食事はできないようです。
(水分補給は可)
次にオンライン受験です。
3級 | 2級 | |
受験開始可能時間 | 10:30~10:45 | 12:50~13:05 |
試験時間 | 受験開始後最大70分 | 受験開始後最大70分 |
受験開始可能時間を過ぎた場合は受験できません。
受験開始可能時間内にログインを行い、受験を開始します。
当日やっておきたいこと
受験票や、マークシート形式なので、HBかBの鉛筆、消しゴム、公式テキスト、勉強した証のノート等、忘れ物なく行きましょう。
また、解答用紙だけでなく、問題用紙にも答えをチェックしておきましょう。
後日、公式ホームページで解答が掲載されるので、自己採点ができます。
時々マークシートと問題の番号がずれていないか、確認しながら解き進めることを忘れずに。
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まとめ
パンシェルジュ検定の3級、2級の受験について、勉強法やスケジュールの立て方をまとめました。
ポイント
- 申し込んだら勉強開始!
- 公式テキストは必須
- 模擬試験を行い、当日をイメージ
パンシェルジュ検定の勉強を進めていくと、パン屋さんのパンを見る目が少し変わって、食べるのもさらに楽しくなるのを実感できると思います。
ぜひ楽しみながら勉強を進めてくださいね。
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