「メンタルヘルスマネジメント検定の合格率は高い?」
心の健康を管理する目的で注目されてきているメンタルヘルスマネジメント検定。
実際受験したい!と思ったとき、合格率が気になりますよね。
今回はメンタルヘルスマネジメント検定の合格率や、独学で取得できるかを紹介していきます。
メンタルヘルスマネジメント検定の難易度や学習に必要な勉強時間を解説。
これからメンタルヘルスマネジメント検定を受験したいけど、どのぐらい勉強したらいいのかわからないという方はぜひ読んでください。
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メンタルヘルスマネジメント検定の合格率
コース | 合格率 |
---|---|
Ⅲ種|セルフケアコース | 71.2% |
Ⅱ種|ラインケアコース | 46.4% |
Ⅰ種|マスターコース | 19.8% |
メンタルヘルスマネジメント検定の合格率は、上記表の通り。
Ⅰ種のマスターコースが最も難しく、Ⅲ種のセルフケアコースが一番優しいといえます。
順番に、コースの内容や合格率について詳しく解説していきます。
Ⅲ種|セルフケアコース
Ⅲ種試験であるセルフケアコースは、自分のストレスの状況を把握し、自分の不調に早く気づき、自分でケアできることを目的にしています。
対象は一般社員です。
Ⅲ種(セルフケアコース)出題内容
- メンタルヘルスケアの意義
- ストレスおよびメンタルヘルスに関する基礎知識
- セルフケアの重要性
- ストレスへの気づき方
- ストレスへの対処、軽減の方法
- 社内外資源の活用
上記の出題から100点中70点以上正解することで合格。
2021年11月試験では、5,371名受験して3,824名の方が合格しているため、合格率は71.2%になります。
Ⅱ種|ラインケアコース
対象は管理職。
Ⅱ種試験であるラインケアコースは、上司として部下のメンタルヘルスを普段から気にかけ、部下が不調になったときに安全配慮義務に則った対応ができることを目標にしています。
Ⅱ種(ラインケアコース)出題内容
- メンタルヘルスケアの意義と管理監督者の役割
- ストレスおよびメンタルヘルスに関する基礎知識
- 職場環境等の評価および改善の方法
- 個々の労働者への配慮
- 労働者からの相談への対応 (話の聴き方、情報提供および助言の方法等)
- 社内外資源との連携
- 心の健康問題をもつ復職者への支援の方法
Ⅱ種試験は、Ⅲ種試験同様70点以上の正解で合格。
注目したいのが、受験者数です。
2021年11月試験では、10,053名が受験し、4,664名の方が合格しています。
合格率は46.4%ながら、Ⅲ種試験の約2倍の受験者がいることが分かります。
Ⅰ種|マスターコース
Ⅰ種試験であるマスターコースは、社内のメンタルヘルス対策を推進することを目的としています。
対象は人事労務管理スタッフや経営幹部です。
Ⅰ種(マスターコース)出題内容
- 企業経営におけるメンタルヘルス対策の意義と重要性
- メンタルヘルスケアの活動領域と人事労務部門の役割
- ストレスおよびメンタルヘルスに関する基礎知識
- 人事労務管理スタッフに求められる能力
- メンタルヘルスケアに関する方針と計画
- 産業保健スタッフ等の活用による心の健康管理の推進
- 相談体制の確立
- 教育研修
- 職場環境等の改善
Ⅰ種試験は、選択問題と論述問題と試験が2種類。
2つの問題の合計が105点以上(満点150点)で合格となります。※
2021年11月試験では、1,521名の方が受験して301名の方が合格しているため、合格率は19.8%になります。
※論述問題の得点が25点以上必要
メンタルヘルスマネジメント検定の難易度
難易度と合格率の関係やⅢ種・Ⅱ種・Ⅰ種 難易度の違いを解説します。
難易度が合格率ではない
先ほどの合格率の紹介をしましたが、決して「難易度=合格率」ではありません。
なぜなら合格率は、受験者と合格者の相対的な割合であって、難易度とは決して同じではないからです。
どのレベルの試験も7割正解で合格。
Ⅲ種だから簡単・・というのではなくどのレベルもきちんと学習をしておきましょう。
Ⅲ種・Ⅱ種・Ⅰ種 難易度の違い
Ⅲ種・Ⅱ種・Ⅰ種それぞれの難易度を比較したときに、明らかにⅠ種だけレベルが高いといえます。
理由はⅢ種・Ⅱ種はマーク形式のみの回答形式ですが、それに加えⅠ種は論述問題がでてくるため難易度が高くなるため。
そのためメンタルヘルスマネジメントに関する専門用語をきちんと理解しておく必要があります。
はじめに受験をする場合には、Ⅲ種もしくはⅡ種の試験から受験して慣れてからⅠ種を受けてもよいかもしれません。
過去問題集を入手する方法
メンタルヘルスマネジメントの過去問題集を入手し、出題の傾向や難易度をチェックしたいと考える方もいるでしょう。
過去問題集は、AmazonなどのECサイトでも購入できますし、アプリなどをダウンロードして学習することも可能です。
メンタルヘルスマネジメント検定Ⅱ種2021年試験対策アプリ
メンタルヘルスマネジメント2種の問題集
メンタルヘルスマネジメント検定の勉強時間はどのくらい?
メンタルヘルスマネジメント検定を受験する場合、勉強時間がどのくらい必要か気になりますよね。
コース別勉強時間の違い
- Ⅲ種|10~20時間
- Ⅱ種|30~50時間
- Ⅰ種|約120時間
それぞれの勉強時間の違いについて解説していきます。
Ⅲ種|10~20時間
Ⅲ種の試験が一番やさしいとされているので、テキストなどで過去問を解いておくとよいでしょう。
内容もセルフケアのことを中心に扱っているので、学習時間は10〜20時間ほどで終わります。
テキストを購入して、1週間ほど学習に取り組めば問題ないでしょう。
Ⅱ種|30~50時間
Ⅱ種の試験はⅢ種よりも試験内容が難しいものの、きちんと学習しておくと確実に資格の取得が可能です。
学習時間も30〜50時間ほど取り組めば、メンタルヘルスマネジメントに関する知識を学べます。
Ⅲ種と同様、テキスト購入して繰り返し問題を解けば大丈夫でしょう。
Ⅰ種|約120時間
Ⅰ種の試験はⅡ種の内容よりもさらに専門的な内容を覚える必要があります。
またⅠ種の試験だけにある論述問題の対策を行わないといけないため、学習時間も120時間ほど考えておく必要があります。
先にⅢ種もしくはⅡ種の資格を取得しておくことで、少しは基礎的な知識を身に付けておけばトータルの学習時間を短縮することも可能です。
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メンタルヘルスマネジメント検定の勉強方法
ここまでメンタルヘルスマネジメント検定に関する合格率や勉強時間などを紹介してきましたが、実際の勉強方法も気になりますよね。
ここでは、独学で学習していく方法や効率的に学習する方法を紹介していきます。
独学でも合格は可能
メンタルヘルスマネジメント検定は先ほども紹介したテキストやアプリを利用すれば、独学でも合格は可能です。
特にⅢ種の試験は、内容的にもそれほど難しいものではないため、独学にチャレンジしてみてもよいかもしれません。
Ⅱ種以上の試験に関しては、学習時間もある程度みないといけませんので、次に紹介する通信講座がおすすめです。
通学講座
メンタルヘルスマネジメント検定の通信講座はさまざまな団体が取り扱っているため、自分にあった講座を受講するとよいでしょう。
中でも、当サイトではユーキャンのメンタルヘルスマネジメント検定講座がおすすめします。
通信講座なので自宅にいながら自分の都合のいいタイミングで学習できます。
また通勤時間やちょっとしたスキマ時間でも、復習や理解度をチェックできる教材も用意されています。
そのため、まったくメンタルヘルスマネジメントに関する知識がない人でも安心して学んでいけます。
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まとめ
コース | 合格率 |
---|---|
Ⅲ種|セルフケアコース | 71.2% |
Ⅱ種|ラインケアコース | 46.4% |
Ⅰ種|マスターコース | 19.8% |
今回はメンタルヘルスマネジメント検定の合格率や独学で取得できるかを解説してきました。
検定の合格率はそれほど悪くありませんので、きちんと学習しておくことで資格を取得することも可能です。
独学で取得することも十分可能ですが、もし効率よく・着実に学習を進めたいならユーキャンのメンタルヘルスマネジメント検定講座をおすすめします。
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