仕事と人生は、私たちにとって切り離すことのできないテーマ。
求職者にとっては、自分がちゃんと社会の中で働けるのか、身体を壊したりしないかどうかは気になるところですよね。
現在就労中の方にとっては、今の職場で自分が今後どうなっていくのか不安に感じたり、転職を考えて悩んでいる方もいらっしゃるかもしれません。

キャリアサポート関連の仕事で有名なものといえばキャリアコンサルタントですが、他にもキャリアアドバイザーなどがありますよ。
そこで今回は、
- キャリアコンサルタントとキャリアアドバイザーの違い
- キャリアコンサルタントとキャリアアドバイザーどっちがいい?
の2点について解説していきます。

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キャリアコンサルタントとキャリアアドバイザーの違い

まず、キャリアコンサルタントとキャリアアドバイザーの違いから解説していきますね。

以下では、
- キャリアコンサルタントの特徴
- キャリアアドバイザーの特徴
- キャリアコンサルタントとキャリアアドバイザーの違い
という3つの視点から、それぞれ解説していきますね。
キャリアコンサルタントの特徴

まず、キャリアコンサルタントの特徴から見ていきましょう。
キャリアコンサルタントの特徴を大きく分けると、
ポイント
- 名称を独占できる国家資格
- 公共施設・福祉施設・企業などで幅広く活躍できる
の2点があります。

名称を独占できる国家資格
キャリアコンサルタントの特徴の1点目は、名称を独占できる国家資格であるということ。
キャリアコンサルティング業務自体は資格が無くても行えますが、キャリアコンサルタント資格を有していることで、確かな知識とスキルがあることを証明できます。
相談者の視点に立って考えるならば、同じキャリアコンサルティングに携わる人でも、資格がある人とない人とであれば、有資格者に相談したいと思うのが自然ですよね。
キャリアコンサルタントは、文字通りキャリア形成に悩む人に対して的確な助言を行うのが主な仕事。
助言といっても一方的に自分の考えを押し付けるのではなく、相談者の声にじっくり耳を傾け、共感できることが大切です。
公共施設・福祉施設・企業などで幅広く活躍できる
キャリアコンサルタントの特徴の2点目は、公共施設・福祉施設・企業などで幅広く活躍できること。
「キャリア」と聞くと企業での活躍がイメージされますが、実際には企業以外でも学校・役所などの公共施設、病院などの福祉施設で幅広く活躍しています。
キャリアに対する悩みを抱えているのは企業で働いている従業員だけではないですから、いろんな場面で誰かの役に立つことができるのは嬉しいメリットですね。
特に就活を目前に控えた高校生や大学生、転職を考えている方などにとって自分がどんな仕事に就きたいのか、今後どうなっていきたいのかは大きな関心事です。

キャリアアドバイザーの特徴

では、キャリアアドバイザーの特徴についてはどうでしょうか。
大きく分けると、
ポイント
- 「キャリアアドバイザー」という資格は存在しない
- 求職者と企業の仲介役
の2点です。

「キャリアアドバイザー」という資格は存在しない
キャリアアドバイザーの特徴の1点目は、「キャリアアドバイザー」という資格は存在しないということ。
意外に思われるかもしれませんが、キャリアアドバイザーにはその名を冠する資格が存在していません。
そのため、誰でもキャリアアドバイザーを名乗ることができます。
キャリアアドバイザーの活躍の舞台は、主に人材派遣会社や転職エージェントなどの人材関連会社。
求職者のキャリアカウンセリング、適した求人情報の紹介や書類作成のサポートなど、その人が職を見つけるまでの全面的な支援を主な業務としています。
求職者と企業の仲介役
キャリアアドバイザーの特徴の2点目は、求職者と企業の仲介役であること。
先述の通り、キャリアアドバイザーは求職者のキャリアカウンセリングを中心に、求人情報を紹介したり、提出書類の作成をサポートするのが主な仕事です。
これとは別で、企業とのやりとりも非常に重要になってくるのがキャリアアドバイザー。
たとえば、面接に進む求職者の面接日程を調整したり、入社後の契約条件について交渉したりといったことなどが挙げられるでしょう。
また、実際に求職者が内定を勝ち取り、その企業に入社した後のフォローも、キャリアアドバイザーの大切な仕事です。
求職者・企業のどちらとも信頼関係の構築が重要となるため、高いコミュニケーション能力が求められるといえるでしょう。
キャリアコンサルタントとキャリアアドバイザーの違い

これまでに紹介してきたキャリアコンサルタントとキャリアアドバイザーの特徴をもとに、両者の違いについて説明していきますね。

キャリアコンサルタントは国家資格であるのに対し、キャリアアドバイザーは資格名ではなく、誰でも名乗ることができます。
国家資格のキャリアコンサルタントになるためには、当然試験を受けて合格しなければなりません。
キャリアコンサルタント試験には受験資格が課せられていますから、これを満たすために実務経験を積むか、厚労省認定の講習を受ける必要があります。
この点で、キャリアコンサルタントは実際にそう名乗れるようになるまでにかなりの労力を要するといえるでしょう。

キャリアコンサルタントは様々な場面で活躍ができるのに対し、キャリアアドバイザーの仕事は人材関連会社が主な舞台です。
顧客でいうなら、キャリアコンサルタントの場合は従業員・経営者層の両方に対するコンサルティングが対象。
対して、キャリアアドバイザーの顧客は求職者が中心です。
もちろん、キャリアコンサルタントの資格を有している方がキャリアアドバイザーとして活躍することも可能!
キャリアコンサルタントの資格があることで、より深く相談者の声に寄り添い、自分の知識と経験を活かしたアドバイスができるといえるでしょう。
キャリアコンサルタントとキャリアアドバイザーどっちがいい?

キャリアコンサルタントとキャリアアドバイザーの違いについて見てきましたが、どちらがいいのか悩んでいるという方もいらっしゃるでしょう。

キャリアコンサルタントは社会人として働いている人のキャリア形成サポートが中心ですし、キャリアアドバイザーは求職者の求職活動サポートがメイン。
キャリアコンサルタントは国家資格であることから、資格取得までの課程で自身のスキルアップにも繋げられます。
また、キャリアコンサルタントの資格があると高い専門性を証明できるので信頼度が増し、仕事の幅や顧客層を広げやすいといえるでしょう。
キャリアアドバイザーは資格が不要な分、早いうちから実務の中で経験を重ねていくことができます。
就職・転職というその人の人生の一大転機に関わる仕事ですからプレッシャーは大きいですが、その分やりがいも感じやすいといえるでしょう。
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まとめ

ポイント
- キャリアコンサルタントは名称独占できる国家資格
- キャリアコンサルタントは活躍の幅が大きい
- 「キャリアアドバイザー」という資格は存在しない
- キャリアアドバイザーの主な仕事は求職者と企業の仲介役
- キャリアコンサルタントの資格を持つキャリアアドバイザーもいる
- 働く人のキャリア支援をしたいならキャリアコンサルタント
- 求職者の求職活動を支援したいならキャリアアドバイザー
キャリアコンサルタントとキャリアアドバイザーの違いや、どちらがいいのかについて解説してきました。

自分がどんな人の力になりたいのかを考えて、どちらを選ぶか決められると良いですね。
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