バードライフアドバイザーの特徴・評判・合格率　不適切と言われる理由は？

インコやオウムなどペットとして飼われるコンパニオンバード。

肩や手に乗ったり飼い主に甘えたりする姿は愛らしいですよね。

とはいえ、犬猫ほど飼育情報がないのが愛鳥家の悩み。

大切な愛鳥についてもっと詳しく知りたい飼い主の方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、愛鳥家に広まりつつあるバードライフアドバイザーについて解説します。

あわせて、受講者からの評判も紹介していますので、バードライフアドバイザー資格が気になる方には参考にしていただけることでしょう。

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バードライフアドバイザーとは

バードライフアドバイザーとは、飼い鳥も人も社会も幸せになれる方法を考える専門家。

コンパニオンバードの飼育についても知識を習得しています。

認定団体「NPO法人 TSUBASA」が開催する認定講座を受講し、修了試験に合格すると取得可能。

就職や転職の際のアピール力は弱いものの、愛鳥を深く知り、より良い生活を送りたい方にはおすすめの資格となっています。

資格認定団体　「認定NPO法人『TSUBASA』」

TSUBASAとは、「The Society for Unity with Birds - Adoption and Sanctuary in Asia」＝「鳥と調和のとれる社会 － アジアの里親とサンクチュアリ」の略。

「人・鳥・社会の幸せのために」を理念とする、日本で唯一、最初の飼い鳥保護団体です。

飼い鳥の保護活動や里親探しに従事するとともに、適正な使用に関する教育啓発活動に取り組んでいます。

バードライフアドバイザー認定講座

バードライフアドバイザーとは、「もっと鳥のことを知りたい、学びたい」という愛鳥家のための資格認定講座。

講座を受講後、修了試験に合格すると、バードライフアドバイザーに認定されます。

バードライフアドバイザーには3級から1級まであり、ここでは級ごとの概要を詳しく解説します。

3級認定講座の概要

バードライフアドバイザー3級では「鳥と私が幸せになる」というコンセプトのもと、バードライフアドバイザーの意義や愛鳥の健康と心の管理について学びます。

3級が目指すのは、飼い主が愛鳥の健康を守り、人も鳥も幸せになることが目標。

3級認定講座の概要は、

また、3級には受講資格は特にありません。

愛鳥のより良い暮らしを望む方は受講してみるのも良いでしょう。

2級認定講座の概要

バードライフアドバイザー2級のコンセプトは「鳥と私とあなたが幸せになる」。

講座の内容も動物保護や法令、コンパニオンバードに関わる感染症、栄養学などより専門的で多岐にわたります。

2級認定講座の概要は、

なお、バードライフアドバイザー2級は3年ごとの更新制。

指定された勉強会やセミナーに参加し、更新に必要なポイント数をためる必要があります。

3級取得後に2級を目指す方は、取得後の更新も念頭に入れておきましょう。

1級認定講座は未開講

バードライフアドバイザー1級のコンセプトは、「鳥と私とあなたと社会が幸せになる」とされています。

1級取得者が目指すのは、1羽でも多くの鳥たちが幸せに暮らせるために人や社会はどうすればいいのかを共に学んでいくというもの。

ただ、現時点で1級認定講座は開講されていません。

残念ながら、詳細情報も未公開。

今後、1級受講を検討している方は、NPO法人TSUBASAの公式HPをこまめにチェックするようにしましょう。

バードライフアドバイザーの合格率

バードライフアドバイザーは、TSUBASAが開催する認定講座を受講し、修了試験に合格する必要があります。

試験とはいえ、講義内容の確認テストといった意味合いのもの。

講義をきちんと聴いていれば解ける内容で、受講者のほぼ全員が合格できているようです。

不安で身構えることなく、愛鳥のため、楽しんで講義を受けるのが合格の近道と言えます。

バードライフアドバイザーの評判

SNSには、実際にバードライフアドバイザー認定講座を受講した受講生の感想が数多く投稿されています。

そのいくつかを紹介しますね。

https://twitter.com/malpighi/status/1007536003668590593?s=20

バードライフアドバイザー認定講座では、コンパニオンバードの飼育についての知識はもちろん、鳥たちとのより良い生活のためにできることを学びます。

講座は毎回、「愛鳥のことを深く知りたい」という受講生で満席だとか。

キャンセル待ちをしても空席ができないほど、愛鳥家には人気の講座です。

https://twitter.com/NewsPurigorota/status/1061601989551783936?s=20

バードライフアドバイザー認定講座では、さまざまな内容の講義が組まれています。

中には、ハンカチが手放せないような不幸なコンパニオンバードたちの話も。

飼育知識だけでなく、コンパニオンバードの現状を知ることで、鳥と人と社会が幸せになる方法を見つけていくのがバードライフアドバイザーです。

私が講習を受けている認定NPO法人TSUBASAのBLA2(バードライフアドバイザー2級＜現在では2級が最高＞)が千葉県の1つの市で動物取扱責任者の要件の1つとして正式に認められる事になった。
嬉しい限り。
鳥への知識が高まり決して簡単に飼える命では無い事を消費者だけでなく業界にも広まって欲しい。

— 一筋の希望 (@toriniyasashiku) December 22, 2020

ペットショップや動物カフェなど愛玩動物を扱う事業主には必須となる資格「動物取扱責任者」。

資格要件のひとつに、「6ヵ月の実務経験と動物に関わる資格試験合格」があります。

該当する資格試験には自治体独自に認めているものもあり、バードライフアドバイザー2級を認定の要件に含める自治体もあるようですね。

バードライフアドバイザーの評判 まとめ

バードライフアドバイザーは、認知度やアピール力が若干劣るためか過小評価な意見があるのも事実。

一方で、愛鳥家からの評価は高く、「愛鳥のために受講してよかった」などの高評価も多くありました。

受講の目的によるところも大きいでしょうが、鳥が好きでもっと知りたいという方にとっては大変価値のある講座と言えます。

バードライフアドバイザー1級は不適切？理由は？

インターネットで検索すると、「バードライフアドバイザー1級　不適切」というキーワードを目にすることがあるでしょう。

具体的には、「バードライフアドバイザー1級認定講座開催について反対する」という意見です。

ここでは、バードライフアドバイザー1級が不適切であるという意見について解説します。

1級のコンセプトは、「鳥と私とあなたと社会が幸せになる」。

バードライフアドバイザー3級は愛鳥と自分のため、さらに2級は、周囲にも伝えていけるだけの知識の習得を目指します。

1級ではさらに、社会全体にも働きかけていけるようになるのが目標。

1級が反対されるのはこの最終目標が原因のようです。

愛鳥が幸せに暮らしていけるよう社会に提言できる人材は、講座を受講するだけで認定されるべきではない、というもの。

講座修了で認定されるシステムでは、受講だけで満足する人も出てくるでしょう。

社会に働きかける人は、自分自身で考え、行動できる人でいなければならない、ということです。

このような理由から、行動結果や功績により1級を認定してはどうか、などさまざまな意見が見受けられました。

いずれにしても、現段階で1級認定講座は開講予定がありません。

どのような形式で1級が認定されるかは、認定団体からの詳細情報を待つしかないようですね。

他にも鳥の飼育を学べる資格はある！おすすめはラ―キャリ「ペットシッタープロフェッショナル」

飼い主が不在のとき、代わりにペットの世話を行うペットシッター。

ペットシッターは、さまざまなペットの飼育に精通している必要があります。

ペットシッター資格なら愛鳥飼育についても学ぶことが可能。

バードライフアドバイザーだけでは不安、物足りないという人はペットシッターの資格も検討すると良いかもしれません。

おすすめは、ラ―キャリのペットシッタープロフェッショナル。

本講座のおすすめポイントは、

また、取得できるペットシッタープロフェッショナル資格は、一般社団法人日本技能開発協会認定。

履歴書にも記載できて、スキルを証明しアピールできるのも嬉しいですね。

添削課題の提出義務もないですし、試験受験のみのコースも用意されているので、さらにスピード取得が可能です。

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まとめ

今回は、バードライフアドバイザーについてまとめ、一部で見られる本資格が不適切という意見についても解説しました。

本記事の内容を以下にまとめます。

愛鳥と飼い主が幸せに暮らせるための方法を学べるバードライフアドバイザー認定講座は、愛鳥家から注目されている資格。

コンパニオンバードに特化した講座は数が少ないので、愛鳥について深く知りたい方はぜひ受講してみると良いでしょう。

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