中小企業診断士は、経営コンサルティングに関する唯一の国家資格として社会人に人気の士業です。
自身のスキルアップはもちろん、年収アップや独立開業も目指せるので、かなり汎用性の高い資格といえるでしょう。
ただ、中小企業診断士試験は1次・2次とあり、ストレートでの合格率はわずかに4%。
そんな中小企業診断士試験を勉強するにあたり、今回は2次試験対策に特化したAASをご紹介。
- AASの中小企業診断士通信講座の特徴
- AASの中小企業診断士通信講座には通学講座もあるの?
- AASの中小企業診断士通信講座の評判
- AASの中小企業診断士通信講座の模試
以上の4点について、これから詳しく解説していきます。
AASには関西校・東京校・名古屋校の3つのスクールがあるのですが、それぞれ運営母体が異なるため、今回は東京校に絞って話を進めていきます。
中小企業診断士試験を通信講座で勉強したいと考えている方は、ぜひ当記事をチェックしてみてください!
AASの中小企業診断士通信講座の特徴
まず、AASの中小企業診断士通信講座の特徴からご紹介。
本講座の特徴を大きく分けると、次の3つです。
ポイント
- ニーズに合わせて選べるコース
- 2次試験に特化した学習が可能
- 豊富な料金設定で予算に合わせたプランニング
ニーズに合わせて選べるコース
AASの中小企業診断士通信講座の特徴の1点目は、ニーズに合わせてコースが選べること。
本講座の通信講座は、
- WEB本科コース
- WEBオプションコース
- WEB短期合格コース
という3つのコースが用意されています。
事例別に特化したコース、短期間で集中的にノウハウを学べるコースなど、ラインナップは多彩です!
中小企業診断士試験の受験経験や1次試験に合格する可能性があるかどうかなど、自分のニーズに合わせてコースを選択できるのが嬉しいですね。
2次試験に特化した学習が可能
AASの中小企業診断士通信講座の特徴の2点目は、2次試験に特化した学習が可能なこと。
中小企業診断士試験は1次試験・2次試験とで構成されていて、1次は学科、2次は筆記と論述が課せられています。
2次試験の筆記で重視されるのが、解答を導くまでのプロセス。
与えられた情報をいかに整理し論理的に書けるか、使うべきキーワードがきちんと解答に盛り込まれているかといった点を意識する必要があります。
そう考えると、2次試験対策は細かな添削をしてくれる人が必須といえるでしょう。
その点、AASの中小企業診断士通信講座なら、ベテラン講師陣がみっちりと指導してくれます!
本講座では過去問が青ペン添削、新作事例が赤ペン添削という2種類の添削システムを使い分け、合格するための解答の書き方を身に付けていきます。
添削回数は、学習の開始時期や選ぶコースにもよりますが、最大でなんと44回!
これだけ添削してもらえる機会があるのは、他の講座ではなかなか見かけません。
本講座は、2次試験について特に入念に対策をしたいという方にピッタリといえるでしょう。
豊富な料金設定で予算に合わせたプランニング
AASの中小企業診断士通信講座の特徴の3点目は、豊富な料金設定で予算に合わせたプランニングができること。
先述の通り、本講座ではニーズに応じた豊富な選択肢が用意されています。
つまり、その選択肢と同じ数だけ料金がそれぞれ存在しているということ。
また、添削サービスを利用しない場合の割安料金も設定されていますよ。
AASの中小企業診断士通信講座には通学講座もあるの?
AASの中小企業診断士通信講座について特徴を解説しましたが、通学講座はあるのでしょうか。
本講座で用意されている通学・オンライン講座は、「2次本科コース」という名称。
通学・オンライン講座は講師陣に直接質問ができるため、疑問点などを当日中に解消できるのが大きなメリットです。
これを可能にしているのが、定員8名という少人数制!
また、通学・オンライン講座を受講する場合は通信講座の「WEB総合本科コース」がセットで付いてきます。
通信講座の講義動画は何度でも繰り返し視聴できるので、知識のインプットに役立てられるのが嬉しいですね!
気になる通学・オンライン講座の料金は、「WEB総合本科コース」が付いて税込294,000円。
少々割高に感じてしまいますが、対面講座と通信講座それぞれの利点を一度に味わえる上に、添削が合計52回も受けられるのです!
AASの中小企業診断士通信講座の評判
AASの中小企業診断士通信講座の評判について気になっている方もいらっしゃるかもしれません。
公式サイトに掲載されている受講生の声や資格サイト、個人ブログなどの情報をもとに解説していきますね!
良い評判
まずは、良い評判から。
2次試験対策で身に付けた「解くスキル」は一生モノ
AASを受講して与件文の読み方や問題の取りかかり方等を学び、解くスキルが格段に向上しました。
この解くスキルは単に二次筆記試験に合格するためのものではなく、診断士の実務としても活用出来るものだと思います。(引用元:AAS東京校公式HP)
本講座を受講したことで2次試験対策を解くスキルが身に付いたという方の声。
2次試験の筆記対策は与件文の読み方を学ぶだけではなく、そもそもどうやって問題に取りかかるのかといった入口から突き詰める必要があります。
これらのスキルは単に2次試験対策を突破するだけではなく、実際に診断士として実務を行う際にも活用できるとのこと。
独自の添削システムが効果あり
自分の思考プロセスを徹底的に見直すことができる赤ペン・青ペン添削も大いに効果があり、本試験においても解答の見直しを冷静に行うことができました。
(引用元:AAS東京校公式HP)
AASが独自に採用している青ペン添削、赤ペン添削の効果が大いにあったという方の声。
受講生自身がまず自分で赤ペン添削をし、自分の課題や気付いたことを赤ペンで解答用紙に記入し、採点者が青ペンでコメントを入れるというもの。
自分で添削し、気付いたことをメモするという点で非常に手間がかかりますが、この方法は受講生に「気付き」を与えるという点で効果的な学習方法とされています。
これを積み重ねることで試験当日も慌てず冷静に自分の解答を見直せる余裕を持てるため、試験突破への自信に繋がるかもしれないですね。
悪い評判
一方、悪い評判について調べてみたところ、以下のようなものがありました。
1次試験対策用のカリキュラムがない
AASは2次試験対策専門校のため、AASでは1次試験対策ができません。AASを選ぶ大半の受講生は、大手資格予備校の2次試験の指導に失望した多年度受験生なのです。
あるいは、独学で1次試験を突破してからAASを受講したり、「スタディング」や「診断士ゼミナール」といった格安の通信講座を利用して1次試験に合格し、2次対策をAASに申し込む受験戦略も有効です。
(引用元:https://j-smec.com/school-aas.html)
これまで解説してきた通り、AASの中小企業診断士通信講座は2次試験対策に特化しているのが特徴。
特に筆記対策に力を入れており、充実した添削システムが備わっていることは先述の通りです。
すでに1次試験を突破している、あるいは1次試験に合格見込があって2次試験対策をガッチリ固めたい方向けの講座といえるでしょう。
品質にバラツキが見られる
AAS東京、AAS名古屋、AAS大阪など全国に展開していますが、各エリアで運営母体となっている会社が異なります。
フランチャイズをイメージするとわかりやすいと思います。教材や指導方針、メソッドは同じものを使用していますが、細かなサポート方法は運営会社により違いがあります。
(引用元:https://j-smec.com/school-aas.html)
調べたところ、AAS東京校は株式会社ビジネスポケット、AAS名古屋校は株式会社ニュートンズアイ、AAS大阪校は株式会社クロバーサービスがそれぞれ運営しているようでした。
運営会社が異なるということは、講師の質やサポート内容にバラツキがあると考えるのは自然なことですよね。
また、同じコースでも学校によって料金設定が異なります。
AASの中小企業診断士通信講座の模試
ここからは、AASの中小企業診断士通信講座の模試について解説していきますね。
本講座では2次試験の公開模試が行われています。
最大の特徴は、AAS独自の採点システムをフル活用した詳細な成績表と分析表の提供!
「解答プロセス」、「戦略レベル」という2つの視点から受講生が弱い項目を分析し、どこを克服すべきなのかといった課題を明らかにします。
成績表・分析表は個別にPDFファイルで送付されるので、誰かに見られる心配もありません。
公開模試受講者だけが限定で受講できる実力アップ講座も用意されているので、公開模試で自分の実力をグッと上げたい方はぜひ活用しましょう!
まとめ
まとめ
- 受講生のニーズに合わせて選べる多彩なコース選択肢
- 2次試験に特化した学習できめ細かい添削指導を受けられる
- 豊富な料金設定で予算に応じたプランが選べる
- WEB総合本科コースが付いた通学・オンライン講座の料金は税込294,000円
AASの中小企業診断士通信講座の特徴、評判、模試、通学講座はあるのかどうかについて解説してきました。
中小企業診断士試験は2次対策をどれだけ適切に行えたかが合否を左右します。
独自の添削システムやどこの通信講座会社よりも多い添削回数が魅力的なAASの中小企業診断士通信講座なら、みっちり確実に実力を付けられるのでおすすめですよ。
ほかの講座はこちらでまとめています。