‟心”を学べる「こころ検定」とは？【難易度・評判・受験資格まとめ】

‟こころ”を学びたい方に注目されているのが「こころ検定」。

臨床心理学の基礎が学べる検定として、初心者向けの4級からスタートし、将来的に「メンタルケア心理士」資格の申請級である2級を目指す人も増えています。

「本当に役に立つの？」「どれくらい難しいの？」という声もありますが、2級以上はサポート付きの通信講座で学ぶことができ、心理の学びを仕事に活かす一歩としても人気。

試験は年数回あり、受験しやすいスケジュールなのも魅力です。

管理人・茜

無理なく心理学に触れてみたい方には、4級・3級の受験からスタートするのがおすすめです◎

こころ検定の難易度｜3級までは独学OK、2級からはやや難しい

（出典：こころ検定）

こころ検定は2018年から始まった検定試験のため、公式の合格率は発表されていません。

しかし受験者の口コミや試験範囲を見てみると、4・3級であれば、さほど難易度は高くないでしょう。

2級以上となると、かなり難易度は上がり、より本格的な心理学の知識を身につけることができます。（1級は2級合格者向けとなっています）

こころ検定の試験概要

こころ検定は、心理学の基礎から応用までを体系的に学べる検定です。受験形式や内容に少し特徴があるため、しっかり把握しておきましょう。

試験範囲はどんな内容？

こころ検定では、臨床心理学を中心に心理学全般の基礎知識が問われます。

試験範囲は級ごとに分かれており、下位級では「こころの仕組み」や「ストレス」など日常に役立つ内容から、上位級では専門的な知識まで踏み込んでいきます。

• 4級・3級：こころの健康、コミュニケーション、ストレス対処など
• 2級：心理アセスメント、精神疾患、カウンセリング理論など
• 1級：心理学の高度な応用・研究手法など（※受験者はごく少数）

各級の詳細な出題分野は公式サイトの練習問題ページを参考にするとイメージしやすいです。

「ヒューマンアカデミーメンタルケア心理士講座の内容と勉強方法」で説明しています。

管理人・茜

具体的にどんな問題が出題されるかは、公式HPの練習問題を見てみると良いでしょう！

CBT方式で年に数回実施！

こころ検定は、全国のテストセンターで実施されるCBT方式（Computer Based Testing）です。紙の試験ではなく、パソコン上で問題に答えるスタイルとなっています。

• 試験実施回数：年に複数回（2ヶ月ごと程度の周期）
• 試験時間：各級ともに30〜60分程度
• 問題数・形式：4択式の選択問題が中心

受験日もある程度自由に選べるため、忙しい社会人でもスケジュールが組みやすいのがメリットです。

注意したい受験資格【2級以上は要確認！】

こころ検定は基本的に誰でも受験可能ですが、級によって条件があります。

• 4級・3級：どなたでも受験OK。併願も可能。
• 2級：受験前に指定講座の修了が必要（＝ヒューマンアカデミー講座など）
• 1級：2級合格が前提条件

特に2級は「メンタルケア心理士®資格」の申請級でもあり、単に検定に合格するだけでは資格は名乗れません。

事前に指定講座を修了しておく必要があるため、独学では受験できない点に注意が必要です。

こころ検定の勉強方法

こころ検定は級によって、勉強方法が異なります。

4・3級は独学で！公式テキストと問題集で学ぶ

4級と3級は『市販の公式テキストや問題集を使用しての独学』になります。

（出典：こころ検定公式HP）

管理人・茜

試験範囲にそのまま準じたテキストなので、これだけで大丈夫◎問題集も解けば、より安心です。

2級は通信講座「ヒューマンアカデミー」で学ぶ

一方、2級と1級は公式テキストを普通に購入することはできません。

ヒューマンアカデミーの通信講座を受講することで、試験範囲に沿ったテキストを手に入れることができます。

管理人・茜

先ほどの受験資格の項目で、「メンタルケア心理士資格を取得するには試験前に講座受講をする」ということをお伝えしましたが、テキストを手に入れるという意味でも講座受講は必要なことなのです。

こころ検定は役立つ？仕事に活かせるのは2級以上

こころ検定に合格したところで役に立つのか？就職に活かせるのか？

そう不安に思う人も多いでしょうが、ズバリ、役に立つのは2級（メンタルケア心理士）以上です。

2級であれば医療福祉業界の仕事に役立てたり、様々な方法で資格を活かすことが可能です◎

管理人・茜

なので、4・3級から始めて2級を目指す人が多くいます。でも、私のようにいきなり2級に挑戦しても問題ありませんよ。

ただし、2級に受かれば心理カウンセラーになれるかというと、そう甘くないのが現状です。

カウンセラーとして仕事をしたいのなら、さらに1級合格を目指したり、ボランティアから地道に経験を積んだり…ということが必要になってきます。

こころ検定の評判・口コミ

管理人・茜

こころ検定はまだ新設されたばかりなので、受験者はあまり多くありませんが、以下のような口コミを見つけることができました。

こころ検定は、

• 心理学の基礎を学びたい初心者向けに最適
• 2級以上は仕事に活かしやすいが、それなりに難易度あり
• 資格単体でカウンセラーを名乗るのは難しい

というバランスの取れた、「学び直し」「教養＋キャリアの一歩手前」に適した検定だと読み取れます。

 2級（メンタルケア心理士資格）試験の口コミ続きを見る

ラーキャリで取得できる「心理カウンセリングアドバイザー」もおすすめ！

こころ検定は臨床心理学を体系的に学べる検定ですが、もっと気軽に心理学に触れたい方には、ラーキャリの「心理カウンセリングアドバイザー講座」もおすすめです。

この資格は、心理の専門知識をはじめて学ぶ人向けに設計された民間資格。

こころ検定のように試験会場に出向く必要もなく、自宅で完結・短期間で取得可能なのが魅力です。

もちろん、心理カウンセラーとしての本格的な活動にはより専門的な学びが必要ですが、「心理学の入り口」としてはぴったり。

将来的にこころ検定2級以上を目指すきっかけにもなります。

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こころ検定のまとめ

こころ検定は、臨床心理学の基礎から体系的に学べる検定で、心理学の入り口として非常に人気があります。

「心理の勉強を始めたいけど、2級はハードルが高そう…」という方は、もっと手軽に学べる通信講座から始めるのもひとつの方法です。

管理人・茜

心理学を身近に感じたい方には、ラーキャリの「心理カウンセリングアドバイザー講座」もおすすめですよ◎

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