日常生活において多くの時間を占めるのが仕事。
- 「仕事で失敗すると落ち込んでしまう」
- 「上司や同僚との人間関係がうまくいっていない」
そんな仕事や職場での人間関係に悩みを抱えている方は少なくありません。
そんな方におすすめなのが、ポジティブな考え方を身につけ、幸福度を高める方法を学べる、“ポジティブ心理学実践インストラクター資格”。
そこで今回は、ポジティブ心理学実践インストラクター資格の概要と特徴、仕事で使えるのかについて解説。
幸福度を高める考え方と習慣を身につけ、よりよい人生を送りたいという方の参考になれば幸いです。
ポジティブ心理学実践インストラクター資格とは?
ポジティブ心理学実践インストラクター資格は、一般財団法人「日本能力開発推進協会(以下JADP)」が認定している資格。
ポジティブ心理学の基本的な知識を学び、それを実践し人に指導できることの証です。
ポジティブ心理学は、1998年に心理学者のマーティン・E・P・セリグマン博士によって創設された新しい心理学。
一人ひとりの人生や、属する組織・社会がよりよい方向に向かうための構成要素について、科学的に検証・実証を行う心理学の一つです。
より良い生き方とは何か、人が充実した活動を行える組織や社会とは何かについての研究が行われています。
ポジティブ心理学の研究は、個人の成長、組織や社会の発展、幸福感の向上に役立つと期待されています。
ポジティブ心理学実践インストラクター資格の特徴
ポジティブ心理学実践インストラクター資格では、ウェルビーイングを生み出す以下5つの要素PERMA(パーマ)にV(身体面の活力)を加えた考え方を学びます。
- P:Positive Emotion(ポジティブ感情)
- E:Engagement(エンゲージメント、熱中するもの)
- R:Relationship(関係性)
- M:Meaning(意味や意義)
- A:Achievement(達成感)
- V:Vitality(身体面の活力)
順番に説明します。
P:Positive Emotion(ポジティブ感情)
ポジティブな感情、喜び、幸福な気持ち。
楽しい、嬉しい、心地良いなど人が日常生活で感じる肯定的な感情を意味します。
そういったポジティブな感情に満たされることで、心身ともに健康で幸せな日々を過ごせます。
E:Engagement(エンゲージメント、熱中するもの)
熱中や没頭、フロー状態にあること。
時間が経つことを忘れるくらいに、自身が興味・関心のある活動に没頭している状態。
人は高いフロー状態に入ったあとに幸福感を感じやすくなると言われています。
集中して仕事に取り組むことで、パフォーマンスと成果が向上。
その結果として、達成感や幸福感を得られることは多くの方が体験していることではないでしょうか。
R:Relationship(関係性)
家族や友人、仕事仲間との人間関係や社会とのつながり。
他人との絆やつながりは個人の幸福感や充実感に重要な役割を果たします。
家族との深い愛情や友人との信頼関係、仕事仲間との良好な協力関係は心に平安をもたらすもの。
何かあった時には誰かに相談ができる、助けてくれる人がいるというのは安心できるものです。
M:Meaning(意味・意義)
人生の意味や仕事の意義を感じて生活できていること。
自身の価値観や信念にもとづいて行動し、そこに意義を見出すことが幸福や充実感につながります。
全てのことに意味や意義を持って行動することは難しいもの。
しかし、仕事や趣味など自分の人生において重要な取り組みや活動については意味や意義を持っておきたいところ。
そうすることで、日々の活動に力が入り、人生の充実感も向上することでしょう。
A:Achievement(達成感)
目標の達成や課題を解決することで達成感を得られること。
取りたい資格が取得できた、仕事で成果を残して昇進できたというのは達成感を感じます。
しかし、必ずしも社会的成功が必要だということではありません。
最初から大きすぎる目標を掲げても実現するのは難しく、挫折感を感じてしまうことに。
大きな目標を掲げつつも、日々の活動においては小さな目標を一つひとつ達成していくことで、小さな達成感を味わう。
それを積み重ねていくことで自己肯定感とパフォーマンスが向上。
結果として大きな目標の達成に近づけます。
V:Vitality(身体面の活力)
身体や心の健康は幸福の土台。
どんなに社会的に高い地位やお金を得られても、健康が損なわれていては幸福を感じることが難しいということは研究で明らかになっています。
本当に自分がやりたいことをして社会貢献をするためにも、土台となる心と身体の健康に注意を払うことが大切です。
ポジティブ心理学実践インストラクター資格は仕事に使える?
ポジティブ心理学実践インストラクター資格は、仕事における以下場面で活用できます。
- ネガティブな感情に対処
- 職場での良好な人間関係構築
- 集中力を高めパフォーマンス向上
それぞれについて解説します。
ネガティブな感情に対処
仕事をしていると、小さな失敗、時には大きな失敗をおかしてしまうことがあります。
失敗した自分を責めてネガティブな感情を感じてしまいがち。
そんな時にポジティブ心理学の考え方を応用すれば、ネガティブな感情にうまく対処ができ、必要以上に落ち込むことがなくなります。
失敗した要因を分析して次に活かそうという前向きな考えに切り替え、行動する活力を生み出せます。
職場での良好な人間関係構築
ほとんどの仕事は、他人と助け合って進めていく必要があります。
そのため、職場で良好な人間関係を築くことが重要であることは言うまでもありません。
職場の良好な人間関係は、エンゲージメントやモチベーションを向上させ、仕事の成果アップに貢献。
集中力を高めパフォーマンス向上
仕事の意味や意義を理解し、没頭して仕事に取り組むことで高い集中力を発揮。
その結果、自身の潜在能力を引き出し、仕事の成果をアップさせることが可能になります。
資格を取得する場合はキャリカレ ポジティブ心理学実践インストラクター講座を受講
JADP認定のポジティブ心理学実践インストラクター資格は、本協会の認定教育機関であるキャリカレが提供する“ポジティブ心理学実践インストラクター資格取得講座”を修了することで受験資格を得ることができます。
キャリカレ ポジティブ心理学実践インストラクター講座と資格について解説します。
概要は以下のとおり。
項目 | JADP認定 キャリカレ ポジティブ心理学実践インストラクター資格取得講座 |
試験実施団体 | 日本能力開発推進協会(JADP) |
標準学習期間 | 3ヶ月(最長700日間サポート)、1日30分 |
講座受講料金 (税込) | ハガキ申込価格(税込):78,800円 WEB申込価格(税込):68,800円 ※分割払いやキャンペーンについては公式サイトをチェック |
受験資格 | 当協会指定の認定教育機関等が行う教育訓練の全カリキュラム修了者 |
受験形式 | 在宅受験 |
合格ライン | 得点率70%以上 |
試験日程 | 自由に選択 |
受験料(税込) | 5,600円 |
キャリカレ ポジティブ心理学実践インストラクター講座の特徴は以下。
通信講座で無理のない学習カリキュラム
イラストや写真が満載でわかりやすいテキストとDVDを使った通信講座。
スキマ時間に在宅で学習を進められるため、仕事や家事で忙しい方でも学習を続けられます。
また、初学者でも無理なく楽しみながら続けられるカリキュラムが用意されています。
3ヶ月をかけて、ポジティブ心理学の基礎知識、幸福度を高める実践方法を学習。
- [1ヶ月目]ポジティブ心理学とは何か、ハピネス・アドバンテージ、幸せの種類など
- [2ヶ月目]3:1の法則、ポジティブ感情とネガティブ感情、習慣化方法など
- [3ヶ月目]困難への対処法、人間関係への投資、仕事と貢献など
充実のサポート体制
キャリカレの講座は充実したサポート体制が人気の理由。
ポジティブ心理学実践インストラクター講座でも充実したサポート体制が用意されています。
初学者にとって安心して学習を続けられるサポート体制ではないでしょうか。
- 質問は何度でも無料
- 個別学習サポート(自分に合った学習スケジュールやカリキュラムを提案)
- 丁寧な添削指導
- 700日間無料サポート
- 資格取得後のアフターフォロー(就・転職の提案、ホームページ作成支援)
まとめ
この記事では、ポジティブ心理学実践インストラクター資格の概要と特徴、仕事で使えるのかについて解説しました。
- ポジティブ心理学とは、一人ひとりの人生や、属する組織・社会がよりよい方向に向かうための構成要素について、科学的に検証・実証を行う心理学の一つ
- 資格講座では、PERMA(パーマ)+Vの考え方を習得
- ポジティブ心理学実践インストラクター資格取得することで、幸福度を高める考え方と習慣を身につけ、仕事における様々な場面で活かせる
- 資格を取得する場合はキャリカレ ボディメイクインストラクター資格講座を受講
幸福度を高めより良い人生を送るために、ポジティブ心理学実践インストラクターの知識と習慣を身につけてみてはいかがでしょうか。