地域の野生動物が生息できる空間、『ビオトープ』。
ビオトープ管理士は、地域の野生生物が生息する空間を保護して再生する目的でビオトープを作る仕事をしています。
本記事では、ビオトープ管理士の資格についての概要から難易度まで詳しく解説しています。
ぜひ参考にしてくださいね。
ビオトープ関係でおすすめはこちら。
イチオシ!ペット講座をチェック!
✅ペット全般を学びたいなら「ラーキャリ ペットシッタープロフェッショナル」→詳細はこちら
✅おうちの猫ちゃんのことをもっと知りたい「ユーキャン 愛猫飼育スペシャリスト」→詳細はこちら
✅ペットのトリミングなら「ラーキャリ ペットトリミングプロフェッショナル」→詳細はこちら
ビオトープ管理士はどんな資格?
資格名 | ビオトープ管理士 |
認定機関 | 公益財団法人 日本生態系協会 |
合格率 | 1級:28.8%~33.0% 2級が44.0%~60.0% |
受験料 | 1級:11,300円 2級:7,200円 |
試験会場 | 筆記試験 各13箇所会場 口述試験 東京のみ |
申し込み | 6月上旬~9月中旬 |
試験日程 | 筆記の試験日:11月上旬 口述の試験日:翌年1月下旬 |
独学で受験可能か | 可能 |
ビオトープ管理士は、自然生態系に関する幅広い知識を有する方に認定される資格です。
2級は、受験可能な条件が特にないのでビオトープが好きという方や、魚が好きな方も挑戦しやすいですね。
ビオトープ管理士の取得方法を解説!
ビオトープ管理士の資格は、認定協会である日本生態系協会の主催する試験に合格することで取得できます。
ビオトープ管理士は、趣味でビオトープを作るのとは目的が違います。
美しい空間を作るという趣旨が強い趣味のビオトープに対して、地域の野生動物が暮らしやすい空間を作ることで、自然生態系を保護することがビオトープ管理士の目的です。
試験は、
①一択問題(1級・2級共通)
②記述問題(1級のみ)
③小論文(1級・2級共通)
④口述試験(1級のみ)
の順で進みます。
記述問題と口述試験は、1級のみ該当で、ビオトープ事業の現場に近い内容を問われたり適性を確認したりとより高いレベルが問われます。
2級は、択一問題、小論文の2つが対象です。
択一問題は、共通科目30問、専門科目20問の計50問の問題を解き6割以上正解すれば合格となります。
これらの順で合格していくと、最終的な合格が認められ、ビオトープ管理士の資格を取得できます。
ビオトープ管理士の気になる難易度は?
ビオトープ管理士の難易度は、比較的高く独学よりもスクールや通信講座などを利用する方が多いです。
前項でご紹介したとおり、ビオトープ管理士の資格は、民間資格に多い一問一答形式ではありません。
2級から必須になる小論文では、ビオトープ管理士になる目的やビオトープ管理士のあり方など重いテーマが出題される傾向があります。
熱い想いを語りすぎても的外れな結論になってしまうというのは、小論文の落とし穴です。
筆記の勉強に集中しすぎず、小論文もある程度構成を組めるように練習しておくのがおすすめです。
ビオトープ管理士に過去問はある?勉強方法を解説
ビオトープ管理士は過去問があり、公式サイト(https://www.ecosys.or.jp/)からダウンロードができます。
日本生態系協会が運営する、エコネットの無料会員登録をするだけなので過去問をわざわざ購入しなくても数年分の勉強ができます。
過去問を繰り返し解けば、試験の傾向が掴みやすいので効率よく学習できますね。
また、ビオトープ管理士には講習会もあります。
ビオトープ管理士の口コミ
ビオトープ管理士の試験を実際に受けた方の評判について調査しました。
受験を検討中の方は、ぜひ参加してくださいね。
悪い口コミ
ビオトープ管理士に関する悪い口コミは次のようなものがあります。
役に立たない
公害防止管理者(水質・大気)
土壌汚染調査技術管理者
ビオトープ管理士
自然再生士補においては取得後一切役に立ってない
— 手延べ (@Tenobeeee_Udon) November 11, 2021
資格を取った後に野生動物保護やビオトープについて触れる機会がないとせっかくの資格を活かせません。
ビオトープ管理士の資格をきっかけに、資格を活かせることに挑戦してみるのが良いですね。
ビオトープ管理士の集まりや活動は、ネット上でも募集を見かけます。
公式サイトには、ビオトープ管理士が活用できる活動先を提案する内容の記載があるので、気になった人は見てみるのも面白いですよ。
試験が難しかった
ビオトープ管理士試験、難しかった…
自己採点では合否ギリギリ…
ただ、解答が出ていないし、小論文もわからないので、不安…3万円のセミナー受ければ余裕だったのかな? https://t.co/K03B9dqPu1
— カンカンのパパ🇺🇦 (@naiacin1) November 6, 2022
試験の難易度が高く難しかった、という声や難しくて受けるのを躊躇するといった口コミは目立ってみられました。
一問一答だけの筆記試験を受ける民間資格などと比べると、試験の項目や問われる試験範囲が多いビオトープ管理士は難しく感じるでしょう。
しかしその分、就活などでもアピールポイントになりますし仕事に繋げやすくなります。
やりがいを持ってビオトープや自然の生き物と関わる仕事ができるのはビオトープ管理士ならではの魅力。
少しでも迷ったら過去問やセミナーを上手に活用し、資格取得に挑戦してみましょう!
良い口コミ
ビオトープ管理士の良い口コミはこちら。
実際に資格を持っている人の声もご紹介しているので、資格取得後が不安な方も参考にしてみてくださいね。
就活で役立つ
まさかビオトープ管理士の勉強が地方公務員の志望動機書くのに役立つとは思ってませんでした。
— Yoshiaki (@t0k1n1) September 15, 2016
就活で役に立つという声や、転職のためにビオトープ管理士を勉強しているという声が多くみられました。
難易度が高めなビオトープ管理士の資格は、持っているだけで周りと差をつけることができます。
ビオトープや自然保護に興味がある方、仕事として関わりたい方にはとても良い資格ですね。
口コミ総評
ビオトープ管理士の資格は、難しいと感じる方が多いようでした。
しかしビオトープ管理士を取得した人は、ビオトープ管理士の活動をする集まりに参加したり、ビオトープに関する職種への就職を目指したりと汎用性のある資格であることが分かりました。
独学では、難易度が高くても通信講座の利用や過去問の活用で合格が目指せます。
まずは、受験資格のない2級からステップを踏んでチャレンジしていくのがおすすめですよ。
ビオトープ管理士を目指す人におすすめしたい資格
ビオトープ管理士を目指す方におすすめしたい資格は次の2つ。
アクアリウム系の資格ですが、どちらもビオトープの知識が学べます。
年6回試験日があるので取得しやすいのも特徴です。
認定講座であるSARAスクールのアクアリウム講座の利用で、対策もバッチリ!
資格名 | アクアリウムクリエイター |
認定機関 | 日本デザインプランナー協会 |
合格率 | ほぼ100% |
受験料 | 10,000円(税込) |
受験申請 | インターネットからの申込み |
受験方法 | 在宅受験 |
試験日程 | 年6回(偶数月・月末) |
独学で受験可能か | 可能だが過去問やテキストは非公開なのでSARAアクアリウム講座での取得がおすすめ 公式サイト |
またプラチナコースだと試験免除で100%資格取得OK。
ビオトープ管理士と合わせて取得を目指してみませんか?
まとめ
- ビオトープ管理士は自然生態系に関する専門的な知識を有する
- ビオトープを趣味にしたい方、興味がある方、または仕事にしたい方におすすめな資格
- 資格取得は通信講座の利用がおすすめ
- ビオトープに関する就活、転職のアピールポイントにもなる
- 口コミが少なく、これからどんどん盛り上がっていく資格
ビオトープ管理士は、ビオトープや自然の環境を守るプロフェッショナル。
自然生態系の保護活動に興味がある方や、野生の生き物が好きな方は、ビオトープ管理士の仕事にやりがいを感じやすいです。
また合わせてアクアリウムクリエイター、ビオトープアーティストの取得を目指してみませんか?
ビオトープ管理者とセットで取得するとさらにスキルアップできますよ。