漢方の資格を取ろうと考えている方の中には「漢方薬・生薬認定薬剤師」の取得を目指している方もいるはず。
そこで今回は漢方薬・生薬認定薬剤師になる方法・難易度や合格率・勉強方法・他におすすめの漢方資格について解説していきます。
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漢方薬・生薬認定薬剤師とは
漢方薬・生薬認定薬剤師は、公益財団法人日本薬剤師研修センターと一般社団法人日本生薬学会が認定。
漢方薬・生薬の専門知識、能力と適性を持った薬剤師のこと。
認定されることで多くの人に期待される専門性の高い薬剤師になれるでしょう。
漢方薬・生薬認定薬剤師であることを、認定証やIDカードをつけることによって、患者さんや他の医療従事者に知ってもらうことが可能です。
漢方を取り入れた治療を求めている方や、漢方についての知識を必要とされる場面でも役立ちますよ。
漢方薬・生薬認定薬剤師になるには
漢方薬・生薬認定薬剤師になるための流れは以下のとおり。
- 日本生薬学会と日本薬剤師研修センターが実施する「漢方薬・生薬研修会」を受ける
- 研修修了後、修了証書が発行される
- 試問に合格する
- 合格通知が送付される(1年間有効)
- 漢方薬・生薬認定薬剤師の認定申請を行う
- 漢方薬・生薬認定薬剤師として登録され、漢方薬・生薬認定薬剤師証の交付を受ける
その後、3年毎に更新を受けることで漢方薬・生薬認定薬剤師の認定を維持することができます。
研修について
研修会名称 | 漢方薬・生薬研修会 |
受講資格 | 薬剤師であること |
受講料 | 税込60,500円(テキスト代、試問料込) |
研修内容 | 講義研修9回(全45講演)と薬用植物園実習1回(必修) |
講義形態(定員数) | 座学研修(45名)・インターネット研修(500名) |
認定試験(試問)について
試問受験資格 | 出席率80%以上(講義研修7回以上出席)で、薬植物園実習レポートを提出した者 |
受験資格の有効期間 | 受講修了後2ヵ年有効 |
試問料 | 漢方薬・生薬研修会受講料に含まれる |
試問形式 | 選択問題 |
認定申請について
認定申請期限 | 合格通知の発行日から1ヵ年 |
申請料 | 税込22,000円 |
IDカード作成料 | 税込2,750円 |
※IDカード作成料はR5.4.3より上記料金に改定
漢方薬・生薬認定薬剤師の難易度や合格率
漢方薬・生薬認定薬剤師の合格率について明確な数字は見つかりませんでした。
しかし、日本薬剤師研修センター公式サイトの参考資料※より、受験者数は概算になりますが327名程度であることが分かりました。
また、公式サイトでは、2022年度の合格者が280名であることが公表されています。
このことから、合格率は85%以上であると予想されます。
あくまでも受験番号から割り出した受験者数で、受験申請をしたけれど受験しなかった人数も含まれるため、実際の合格率はさらに高くなります。
このことから漢方薬・生薬認定薬剤師の難易度は高くなく、しっかりと勉強すれば合格に手が届くといえます。
※漢方薬・生薬研修会 試問(2022年8月21日実施)合格者番号
漢方薬・生薬認定薬剤師になるための勉強方法
勉強方法について見ていきましょう。
講義研修はテキストを使用して進められます。
使用するテキストは「漢方薬・生薬薬剤師講座テキスト第5版」です。
試問は複数の選択肢の中から1つの解答を選ぶ択一式と、複数の選択肢から穴埋め問題を解いていく選択式で構成されています。
いずれも選択肢の中から答えを選ぶ選択問題。
過去の問題と解答は公式サイトに掲載。
勉強方法としては、テキストの内容をしっかり理解したうえで過去数年分の問題をくり返し解いて傾向をつかむ方法がよいでしょう。
資格更新の方法
漢方薬・生薬認定薬剤師の認定を維持するためには3年ごとに更新が必要です。
更新のための条件は以下のとおり。
- 認定有効期間の3年間で漢方薬・生薬に関連する研修を30単位以上取得
- 必須研修を10単位含む
- 毎年5単位以上取得すること
条件を満たしたうえで更新手続きを行います。
更新手数料は初回申請料と同様、税込22,000円です。
認定を維持できるよう更新期間と単位数に注意しましょう。
漢方薬・生薬認定薬剤師を取得するメリット
漢方薬・生薬認定薬剤師を取得するメリットとして次のことが挙げられます。
- 患者様や処方医に自信を持って漢方薬・生薬についての情報提供ができる
- 認定証やIDカードを用いて患者様や医療従事者にアピールすることでより信頼が増す
専門分野を持つことで他の薬剤師と差別化を図ることができるでしょう。
もっと簡単に漢方資格を取得できる方法は
漢方薬・生薬認定薬剤師について紹介しましたが、他にも漢方資格はあります。
より簡単に取得できる方法を紹介します。
薬剤師ではなくても取得できる漢方資格あり
漢方薬・生薬認定薬剤師は薬剤師の資格をっていないとなれませんが、薬剤師以外の方でも取得できる漢方資格はたくさん用意されています。
また、漢方薬・生薬認定薬剤師は「漢方薬」「生薬」の専門知識なので、薬剤師であっても薬物治療以外の漢方知識も学びたい場合は他の漢方資格を検討する必要があります。
通信講座で取得できる漢方資格
自宅で好きな時間に勉強できる通信講座は取り組みやすいですよね。
そこで、誰でも受講できる通信講座対応の漢方資格を集めてみました。
- 漢方養生指導士ベーシック
- 漢方コーディネーター
- 薬膳調整師
- 中国漢方ライフアドバイザー
- 薬膳コーディネーター
- 薬膳マイスター
- 漢方アドバイザー
この中でも、ラーキャリの漢方アドバイザー資格取得講座がおすすめです。
ラーキャリの漢方アドバイザー資格取得講座をおすすめする理由は次の2つ。
- 添削課題提出は希望者のみで必須ではない
- 最短3週間で取得可能
ラーキャリの漢方アドバイザー資格取得講座では、添削課題提出は希望者のみで必須ではありません。
確実に合格を目指したい方は添削課題を提出し、試験に挑むことも可能。
自分の理解度に合わせて勉強方法を変えられるのは嬉しいですよね。
また、ラーキャリの漢方アドバイザー資格取得講座は最短3週間で取得可能。
早く資格を取得したいという方にもおすすめです。
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まとめ
ポイント
- 漢方薬・生薬認定薬剤師は薬剤師でないと取得できない
- 合格率は高く、しっかり勉強していれば漢方薬・生薬認定薬剤師になれる
- 漢方薬・生薬認定薬剤師は更新が必要
- 薬剤師以外でも取得できる漢方資格はたくさんある
- おすすめはラーキャリの漢方アドバイザー資格取得講座
漢方や薬膳のアドバイスをしてもらいたいという人は実はたくさんいます。
そんな方にとって、身近に漢方や薬膳の知識を持った方がいると大変心強いですよね。
薬剤師の資格をお持ちでしたらぜひ漢方薬・生薬認定薬剤師に挑戦してみましょう。
もっと手軽に漢方資格を取りたい、という方は通信講座で早期に取得できるラーキャリの漢方アドバイザー資格取得講座がおすすめです。
どなたでも目指せる資格なので薬剤師以外の方も漢方アドバイザーを取得し活用しましょう。
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