中小企業診断士は、経営コンサルタントに関する唯一の国家資格。
専門的なスキルや知識を身に付けられるとして社会人や学生に人気の資格。
反面で難易度は非常に高く、ストレートでの合格率はわずか4%という狭き門になっています。
通信講座なら時間に融通が利きやすく、予算も通学に比べると割安。
今回は「資格の大原」をご紹介。
- 資格の大原の中小企業診断士講座の特徴
- 資格の大原の中小企業診断士講座の料金・おすすめコース
- 資格の大原の中小企業診断士講座の評判・口コミ
の3つについて解説していきます。
資格の大原の中小企業診断士講座の特徴
コース名 (多数あり) | 2022年受験対策 1次・2次合格コース | 2022年受験対策 1次・2次経験者合格コース |
料金(税込) | 268,000円 | 270,000円 |
セット内容 | 受講形態により異なる | 受講形態により異なる |
標準学習期間 | 1年 | 1年 |
添削 | あり | あり |
質問 | あり | あり |
※質問は回数制限あり
まず、資格の大原の中小企業診断士講座の特徴をご紹介します。
資格の大原の中小企業診断士講座には、大きく分けて以下の3つの特徴があります。
ポイント
- プロ講師による質の高い講義
- 大原流添削指導で徹底した2次対策
- 左ページと右ページとで見比べられるオリジナル教材
プロ講師による質の高い講義
資格の大原の中小企業診断士講座の1点目の特徴は、プロ講師による質の高い講義を受けられること!
プロジェクターにあらかじめ必要な内容が投影されており、講師による板書時間が大幅に軽減されています。
その分、解説や問題演習の時間を多めに取ってくれているので、知識を効率的に身に付けられるようになっていますよ。
疑問点や質問があれば講義後に受け付けており、通信講座受講生の場合はメールを送れば対応してもらえるのが嬉しいですね。
大原流添削指導で徹底した2次対策
資格の大原の中小企業診断士講座の2点目の特徴は、大原流添削指導で徹底した2次対策を受けられること!
2次試験の筆記試験は記述式で明確な正解が発表されておらず、個人では対策しにくいところに不安を感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
資格の大原の添削指導では、2次試験対策のポイントを抑えたアドバイスで確実に得点できる答案作成を目指しています。
添削は非常に丁寧で、単に添削が入るだけではなく、どうすればもっと得点アップに繋げられるかも個別の成績表に記載されます。
左ページと右ページとで見比べられるオリジナル教材
資格の大原の中小企業診断士講座の3点目の特徴は、左ページと右ページとを見比べて学習できるオリジナル教材を使用していること!
左ページには文章での解説が、右ページには左ページの解説をまとめた図解が掲載されているのです。
左の解説を読んだ後で右の図解を見ることで理解に繋げやすくなり、自分の知識として確実に定着させることができますよ。
短時間でサッと復習したい時や論点を整理したい時など、右ページを読み返せば効率的におさらいできるのも嬉しいですね。
資格の大原の中小企業診断士講座の料金・おすすめコース
資格の大原の中小企業診断士に関する通信講座は、2022年7月時点で13のコースが用意されています。
すべて紹介するとキリがないので、今回はおすすめコースを厳選してご紹介しますね。
コース名 | 料金(税込) |
2022年受験対策 1次・2次合格コース | 268,000円 |
2022年受験対策 1次・2次経験者合格コース | 270,000円 |
資格の大原の中小企業診断士講座でもっともおすすめなのは、上記の表でご紹介した1次・2次の両方の対策ができるコースです。
特に2次試験対策は手厚い添削指導を受けられますから、これを利用しない手はありません。
また、資格の大原の中小企業診断士講座は初学者向け、学習経験者向けでコースが分かれているので、自分に合ったレベルで勉強が進められるようになっています。
学習経験者の方で勉強時間を少しでも短縮したい場合は「診断士30」というコースも用意されているので、忙しい方にはこちらもおすすめですよ。
資格の大原の中小企業診断士講座の評判・口コミ
資格の大原の中小企業診断士講座の特徴や料金について解説したところで、評判や口コミが気になるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
Twitterや資格サイト・ブログなどを中心に、大原の評判について探してみました。
良い評判・口コミ
親身になってくれる講師がいる
大原のアットホームな雰囲気が好きだと言う人もいます。講師室に、診断士の講師が常駐していて、いつでも気兼ねなく質問出来る環境にあります。TACとかは、受講生も多いですし、人気講師となると直接質問出来る時間があまりない場合もあります。受講相談して、TACの講師からは指摘されないことで、大原の講師から指摘された有意義な試験対策のお話しを聞けたこともありました。大原には、親身になってくれる講師がいる感じがしました。自分の相性で選ぶのがいいと思います。
(引用元:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11163152221)
受講生に対して親身になってくれる講師がいるという点で大原を評価している方もいらっしゃるようです。
受講生と講師との間に壁がある場合、質問したいことを言い出せないまま終わってしまったなんてことがあると悲しいですよね・・・。
せっかく高い受講料を支払うのですから、気軽に質問できるような雰囲気があるのは嬉しい点なのではないでしょうか。
2次試験対策の充実ぶりが魅力的
- 添削者からのコメントが入り、より良い答案を書くためのアドバイスをもらうことができる
- 採点ポイントが明記されているため、今後の解答のブラッシュアップに役立つ
- 全体の解答傾向も説明しているため、他の受験生との差の付け方を解説してくれる
このように、2次試験対策が充実している点は大きな強みとなっています。
中小企業診断士試験の鬼門は2次試験なので、受験生をしっかりとサポートしてくれる大原の講座は非常に魅力的と言えるでしょう。
(引用元:https://shikakutimes.jp/shindanshi/2253)
大原の2次試験対策はかなり手厚いという点に魅力を感じている方もいらっしゃるようです。
中小企業診断士試験は2次試験対策にどれだけ力を入れたかで合否が決まるといっても過言ではないですから、ここに特化した対策を受けられるのはありがたいですよね。
悪い評判・口コミ
テキストの内容がざっくりしすぎている
今年の初めに申し込んだ大原の講座で、診断士30という30時間で一次の内容をインプットする講座をひと通り受講した。
どの程度勉強しなければいけないのか把握するのには役に立ったが、これではたしてインプットできたかは疑問(>_<)
— 松田武史 Takeshi Matsuda (@tmhigher) June 18, 2017
大原のテキストが見開き形式になっているのは先述の通りですが、これをわかりやすいと感じるか、ざっくりしすぎていると感じるかで評価が分かれるところ。
この方の書かれている「診断士30」というコースは30時間で1次試験の内容を勉強しようというもの。
特に初学者にとってはこれだけの短時間の学習ではテキストのみでの理解が追いつかない可能性があります。
きちんと細かい点まで学習したい方にとっては、大原は不向きかもしれませんね。
料金設定が高い
一次試験、二次試験の合同コースだと、通信講座でも受講料は30万円近くになってきますので、「はい、わかりました」と二つ返事で出せるような金額ではなくなってきます。
もちろんその分受講生サポートが整っていたり、講師陣の質が良かったりといい面もあるのですが、それにしてもコスパ的にはお世辞にも良いとは言い難いですね。。
(引用元:https://shindanshinavi.net/archives/152)
大原の受講料がかなり高めに設定されていることがネックと感じている方もいらっしゃるようです。
大原は大手資格スクールということもあり、どうしても料金が割高になってしまうのは仕方のないことかもしれません。
とはいえ、誰にとっても決して簡単に出せる額ではないので、受講に際しては後悔のないよう慎重に検討するようにしましょう。
まとめ
- プロ講師の板書時間を大幅に減らした質の高い講義
- 大原流添削指導で2次試験対策に強い
- 左右見開きのオリジナル教材で理解を早める
- 料金設定は高め
資格の大原の中小企業診断士講座の特徴や料金、評判・口コミについて解説してきました。
料金設定はかなり高めですが、その分充実した2次試験対策を受けられるので、興味のある方はぜひ受講を検討してみてください!
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