料理に関する資格を見ていくと出てくる「料理スペシャリスト」と「家庭料理スペシャリスト」。
インターネットで情報を検索すると両方出てきてしまうのでややこしいですが、この2つは別の資格です。
果たしてどんな違いがあるのでしょうか?
ここでは「料理スペシャリスト」と「家庭料理スペシャリスト」の違いをまとめていきます。
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料理スペシャリストと家庭料理スペシャリストの違いとは?
名前が似ている2つの資格、違いを見ていきましょう。
料理スペシャリストと家庭料理スペシャリストを比較
資格名 | 料理スペシャリスト | 家庭料理スペシャリスト |
---|---|---|
認定団体 | 一般社団法人 日本技能開発協会(JSADA) | 一般財団法人 日本能力開発推進協会(JADP) |
独学可能? | 可 | 不可 |
受験料 | 11,000円 | 5,600円 |
受験方法 | 随時 在宅受験 | 随時 在宅受験 |
料理スペシャリストは「一般社団法人 日本技能開発協会(JSADA)」、家庭料理スペシャリストは「一般財団法人 日本能力開発推進協会(JSDP)」がそれぞれ認定する民間資格です。
料理スペシャリストは独学での受験が可能、家庭料理スペシャリストは不可です。
試験内容は?
料理スペシャリスト | 家庭料理スペシャリスト | |
---|---|---|
試験内容 | ・栄養学 ・食品衛生学 ・食中毒について ・食品学 ・食文化概論 ・日本の食文化の歴史 ・今後意識するべき食文化 ・調理法(火加減・切り方・塩加減) | ・調理器具の特徴や扱い方 ・献立の立て方 ・基本の調理について ・その他の基本知識について ・野菜、肉、魚介類、加工品類の「選び方」、「下ごしらえの手順」、「保存方法」 ・からだと栄養 ・食品と栄養 ・食事計画 ・食品の安全と衛生 ・食環境と食育 |
合格基準 | 70点以上 | 得点率70%以上 |
試験内容を見てみると、2つの資格の共通点や違いが見えてきます。
共通点
- 食品の栄養について
- 食品衛生について
健康的な食事に関わる栄養学と、安全な食を提供するための食品衛生については共通です。
違い
料理スペシャリスト
- 食文化の内容
- 調理法(火加減・切り方・塩加減)
家庭料理スペシャリスト
- 調理器具の特徴や扱い方
- 献立の立て方
- 食材の「選び方」、「下ごしらえの手順」、「保存方法」
料理スペシャリストでは食事に関する歴史や、基本の調理方法について問われることが特徴。
「美味しい料理」を重視していることが分かります。
家庭料理スペシャリストでは調理器具の扱いや食材の扱い、献立の立て方と、調理に大切な「事前準備」が重視されています。
どちらを選べばいいのでしょう?
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料理スペシャリストと家庭料理スペシャリスト どちらを取得したらいい?
名前がそっくりの2つの資格。
試験内容に違いがあることが分かりました。
どちらを取得したらいいかを考えていきましょう。
料理スペシャリストがおすすめな人
料理スペシャリストは、食文化や調理法が問われることが特徴であることが前項で分かりました。
食文化を学ぶことで、人々が進化させてきた食事の歴史や、各地で大切にされている郷土料理、世界各国の食事などを知ることで、自身の食の世界を広げることができますね。
また、家庭で料理の腕をもっと上げたい人、または仕事で実際に調理をする立場をしている人・したい人は、調理法を学ぶことで知識が生かされます。
美味しい食事の広い世界を知りたい人、調理の基礎を身に付けて実践したい人に向いていると言えます。
また、独学での取得も可能なので、料理の知識をすでに持っている人、資格取得を急ぐ人にもおすすめとなります。
家庭料理スペシャリストがおすすめな人
調理器具の扱いや食材の扱い、献立の立て方と、調理に大切な「事前準備」が重視されていることが分かりました。
より安心・安全な食の提供を目指したい人におすすめの資格と言えます。
安心・安全な食事は、食に関する職業に就く方はもちろん、家庭でも必要な技術です。
食材の「選び方」、「下ごしらえの手順」、「保存方法」についても学べるので、今注目されているフードロス対策の知識にもつながりそうです。
料理スペシャリストの「美味しい食事」の知識も、家庭料理スペシャリストの「事前準備」の知識も、両方とも料理には大切な知識…
両方ほしい!という方には2つの資格を取得するのもありですよ。
料理スペシャリストと家庭料理スペシャリストおすすめの通信講座は?
料理スペシャリストは独学可能ですが、自信をもって資格取得を目指すなら通信講座の受講がおすすめ。
家庭料理スペシャリストは指定の通信講座の受講が必要です。
それぞれの通信講座を見ていきましょう。
ラーキャリの料理スペシャリスト資格取得講座
通信講座 | ラーキャリ |
講座名 | 料理スペシャリスト資格取得講座 |
受講料(税込み・送料込み) | 通信講座+試験 49,500円 通信講座のみ 38,500円 試験のみ 11,000円 |
学習期間 | 最長3年 |
サポート | ・添削課題(提出しなくてもOK) ・試験評価シート ・メールサポート ・再試験料(5,000円)2回まで無料 |
最短3週間での取得が目指せることや、教材が冊子であること、学習期間が最長3年であることが特徴のラーキャリ。
添削課題はありますが、提出するかしないかはあなた次第。
早く資格を取得したい人は提出なしで。
提出することで試験評価シートがもらえるので、しっかり知識を身に付けたい人は添削課題にも取り組んでみましょう。
さらに、資格取得後には、ラーキャリの他の講座で利用できる10,000円分のクーポンが発行されるのも嬉しいです。
また、不定期で「通信講座+試験」のコースが1万円引きの39,800円になるキャンペーンを行っていますので、公式サイトで確認してくださいね。
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ラーキャリについてはコチラをご覧ください。
キャリカレの家庭料理スペシャリスト講座
通信講座 | キャリカレ |
講座名 | 家庭料理スペシャリスト |
受講料(税込み) ※資格試験の受験料は別途必要 | ハガキ申込価格(税込):68,800円 WEB申込価格(税込):58,800円 ※送料 全国一律450円 |
学習期間 | 4か月 |
添削回数 | 4回 |
サポート | ・700日間 (約2年間) 長期学習サポート ・無料質問サポート ・添削指導サポート(提出方法:郵送) ・応援メールサポート ・就・転職サポート ・開業支援サービス |
家庭料理スペシャリストはキャリカレの講座の受講が必須。
キャリカレはテキストの他に、受講者専用のサイトから閲覧できる映像講義もあります。(希望者には無料でDVD進呈)
学習期間は4か月間とありますが、700日間(約2年間)の長期学習サポートで、質問指導・添削指導など、すべてのサポートを利用できます。
資格取得後の就・転職サポートや開業支援サービスなどのアフターフォローがあるのも特徴です。
詳しくはこちらをご覧ください。
まとめ
ポイント
- 料理スペシャリストと家庭料理スペシャリストは主催団体の違う別の資格
- 食事に関する歴史や、基本の調理方法について問われる料理スペシャリスト
- 調理器具の扱いや食材の扱い、献立の立て方などが問われる家庭料理スペシャリスト
- 料理スペシャリスト資格取得講座はラーキャリ、独学も可
- 家庭料理スペシャリスト講座はキャリカレ、受講が必須
料理スペシャリストと家庭料理スペシャリストの違いを比較してきました。
私たちのエネルギーや健康の源である食事ですが、私たちの楽しみでもあり、美味しい食事は豊かな生活にもつながっています。
美味しい食事を楽しむためには、調理の過程が安全でなければなりませんね。
美味しい食事、安全な調理の知識を身に付けるために、料理スペシャリスト、家庭料理スペシャリストの取得を目指してみましょう。
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