毎日の食事でパンを楽しむ方も多いのではないでしょうか。
美味しいパン屋さんを巡ったり、中には自宅でパンを作ったりする人も増えていますよね。
さらにパンの奥深い世界を知るために、パンに関する資格を取得する人も多くいます。
そんなパンの資格の中にパンコーディネーターというものがあります。
ここではパンコーディネーター資格について、どのような資格なのか、取得方法や合格率・難易度はどれくらいかを中心にまとめていきます。
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パンコーディネーターとは?
まずはパンコーディネーターとはどんな資格かご紹介します。
パンコーディネーターの基本情報
パンコーディネーター資格は、内閣府が所轄する公益法人日本生涯学習協議会が監修・認定する公的資格です。
「パンを食べる視点からパンに関する適切な助言・提案を行なうことができるプロフェッショナル資格」ということで、製造というより、パンを楽しんで食べるためのアドバイスができるプロを目指す資格と言えます。
認定講座を受け、認定試験に合格すると取得することができます。
パンコーディネーターの3つの資格
パンコーディネーターには3つの段階があります。
パンコーディネーター
パンのコーディネーションに必要な基礎知識を学べる
パンを仕事にしたい人向け
パンコーディネーターエキスパート
パンを使った企画やプレゼンテーションの知識を学べる
企画・提案力、ビジネススキルを身に付けたい人向け
パンコーディネーターアドバンス
パンに関する知識や技術を人に伝える・教える技術(教授法)を学べる
パン教室やセミナーの講師向け
このように3段階となっており、上の資格を取得するにはその前の資格を取っていないと取得できないので、全員パンコーディネーターからスタートすることになります。
受講料
受講料は以下の通り。
パンコーディネーター
受講料(認定試験料含む):106,700円
認定料:22,000円
その他材料費:3,300円
合計:132,000円
パンコーディネーターエキスパート
受講料(認定試験料含む):66,000円
認定料:22,000円
合計:88,000円
パンコーディネーターアドバンス
受講料(認定試験料含む):140,400円
認定料:21,600円
その他材テキスト代:32,400円
合計:194,400円
パンコーディネーター認定講座について
パンコーディネーター資格取得には、まず認定講座を受講します。
どのような講座なのか見ていきましょう。
パンコーディネーター講座
パンにまつわる幅広い知識を有していることを目指すレベルとなります。
カリキュラムの特徴は5つ。
- 世界で食べられているパンと食文化をリアルに体感できる
- 「テイスティング分析」を通してパンごとに異なる特徴への理解度を深める
- パンの新しい価値を創造する「パンと料理のペアリングのノウハウ」を教授
- 食シーンやシチュエーションに基づいた食べ方や楽しみ方、活用術を修得できる
- 最新のパン事情を交えたリアルタイムの講義内容
そして、なんと1日目に世界のパンを中心とした昼食が用意されるそうです!
パンコーディネーターエキスパート講座
パンに関わる企画力・提案力を身につけることを目指すレベルです。
パンコーディネーターエキスパート講座の5つの特徴は次の通り。
- パンコーディネーターとして質の高い提案力。企画力を体系的に学べる
- グループディスカッションやプレゼンテーションを取り入れたグループワーク形式
- イメージセンスアップのコツが学べる
- パンに関わる商品開発の実績がつくれる
- 企画・提案書の添削指導
認定試験では、企業向けにパンに関わる企画・提案書を作成。
なんと実際に企業に提出されるのです。
企業に採用されると、Webサイトに掲載されることも。
認定試験自体が自分の実績になります。
さらに提出した企画・提案書は詳細な分析、添削がされ返却されます。
試験を受けて、パンに関わる商品開発の実績がつくれる、自分が作った企画・提案書の評価がわかる点もパンコーディネーターの特徴といえるでしょう。
パンコーディネーターアドバンス講座
パンに関わる知識や技術を人に伝える・教える技術(教授法)を身に付けるレベルです。
「パンコーディネーターとしてパンに関する知識や技術を人に伝える・教える技術を有しているという証明資格です。
パンコーディネーターアドバンスのカリキュラムの特徴は「パンの知識×教授法」です。
- 「教授法」の本質を学びながら、様々なツールを使って、頭の中を可視化し、整理する訓練
- パンコーディネーターの模範となるべくパンの総括的な知識とコミュニケーション能力、状況に応じた適切な判断力を身に付ける
また、パンコーディネーターアドバンスを取得することで、自身が企画・運営するパン講座(ワークショップや教室など)に、一般社団法人日本パンコーディネーター協会の推奨が得られるようになます。
さらにパンコーディネーター認定講座の講師としても活動することも可能。
受講資格として、パンのインストラクター、講師、コンサルタント等を目指す方とあるので、パンコーディネーターとして、幅広く人にパンの世界を広める活動をする人には非常に頼もしい講座ですね。
日程・定員・開催場所
それぞれの講座について、日程・定員・開催場所をまとめます。
日程 | 定員 | 開催場所 | |
---|---|---|---|
パンコーディネーター | 3日間 1日目:10:00~18:00 | 15名 | 全国各地 ※開催講座により変わってきます |
パンコーディネーターエキスパート | 2日間 1日目:10:00~17:00 ※認定試験は企画書を作成し、後日提出する | 9名 | 東京・大阪 |
パンコーディネーターアドバンス | 2日間 1日目:10:00~17:00 認定試験:15:00~17:00 | 6名 | 東京 |
2022年、パンコーディネーターの認定講座は2・5・8・11月の4回、パンコーディネーターエキスパートは3月・7月、パンコーディネーターアドバンスは未定となっていました。
パンコーディネーター認定試験の難易度は?
それぞれのレベルで2~3日間の講座を受けた後に行われる認定試験。
内容と難易度を見てみましょう。
パンコーディネーター
パンコーディネーターの認定試験は筆記試験(60分間)で行われます。
3日目の講座の後に行われますが、3日目が2日目から1週間後に設定されており、1~2日目のテキストから出題されるので、復習して臨みます。
合格基準は100点中80点以上。
8割程度は合格しているので、難易度は易しいと言えます。
不合格だった場合、認定試験から6か月以内で再試験を受験できます。
パンコーディネーターエキスパート
パンコーディネーターエキスパートの認定試験は、パンに関わる商品企画書の作成を行う課題です。
認定講座終了後、自宅でパソコンを使って取り組み、 後日、郵送で提出します。
そのため、パンコーディネーターエキスパートの資格を取得するためには、自宅にパソコン(Word,Excel,PowerPoint等のいずれかのソフトが必要)があり、CD-Rへの書き込みが可能である必要があります。
課題制作期間は2週間ほど。
合格率は非公開。
不合格と判定された場合は再提出できます。
パンコーディネーターアドバンス
パンコーディネーターアドバンスの認定試験は、筆記試験(50分間)と小論文(50分間)です。
合格基準は、筆記試験と小論文の両方が合格と判定されること。(合格点は公表されていません)
両方もしくはいずれかの一方が不合格だった場合、不合格と判定された項目の再試験を受けることができます。
各レベルの認定取得後には、
- 認定証
- 認定バッジ
- 一般社団法人日本パンコーディネーター協会会員カード
が進呈され、希望者に別売りで協会ロゴ入りブラックエプロン、認定バッジの台紙を購入できます。
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パンコーディネーターは魅力ですが費用が高額というのがデメリット。
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パンプロフェッショナル資格は、パンの基礎知識からパンに使用される原料、製造方法など、パンの知識を、完全に自宅で習得できる資格です。
試験に合格し、資格を取得すると証明書も発行してもらえますよ。
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まとめ
パンコーディネーター資格についてまとめてきました。
認定講座の内容から、パンを楽しんで食べるためのアドバイスができるプロを目指す資格であることが分かりました。
ポイント
- パンコーディネーターは公的資格で3段階のレベルがある
- 2~3日の認定講座を受講し、認定試験に合格すると資格取得
- 認定試験に不合格だったとしても再試験可能
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芸能人でも、コメンテーターなどで活躍する清水国明さんや、女優の藤吉久美子さんがパンコーディネーターを取得しています。
パンについて知識を深め、パンをもっと楽しむ生活を送りたい人、パンに仕事で関わる人、パンの世界の楽しさを多くの人に広めたい人はぜひチェックしてくださいね。
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