最近の健康志向ブームで、食への関心が高まっています。
「栄養バランスのとれた健康的な食生活が作りたい!」
「毎日の食事で、家族の健康管理がしたい!」
食に関する資格を取得すれば、健康的な食生活に役立つ知識が身につきます。
食関連の資格は数多く存在。
その中でも、名称に“食生活”が入っている資格は「食生活アドバイザー」と「食生活指導士」。
でも、どんな違いがあるのか分からない・・・。
費用はいくら必要?など、分からないことだらけですよね。
この記事では、食生活アドバイザーと食生活指導士の違いについてお伝えしていきます。
どちらもよく似た名称の資格ですが、異なる点をしっかり解説!
資格名 | 食生活アドバイザー | 食生活指導士 |
認定機関 | 一般社団法人FLAネットワーク協会 | 女子栄養大学 |
取得方法 | 資格試験(年2回) | 通信教育「栄養と料理講座」内の 『一般講座』を修了 |
受験資格 | なし | 通信教育「栄養と料理講座」内の 『一般講座』を修了した者 |
学習期間 | ユーキャンの場合 4か月(12か月まで受講可) | 6か月(2か月延長可) |
学習内容 | 栄養と健康 | 四群点数法 |
食文化と食習慣 | 料理の基本 | |
食品学 | 日常食の基本 | |
衛生管理 | よい食事の計画 | |
食マーケット | ||
社会生活 | ||
学習費用 | ユーキャンの場合 一括39,000円 分割39,600円(3,300円×12回) | 45,500円(受講料+教材) 53,200円(+参考教材) |
受験費用 | 3級5,000円 2級7,500円 3級2級併願12,500円 | なし |
難易度 | 3級 60点以上(100点満点) 2級 74点以上(123点満点) | 公表されていない (予測だと普通) |
取得するメリット | 食の知識をプライベートや 仕事に活かせる | 履歴書に記載できる |
多様な現場で役立つ | 栄養バランスを考えた 料理を作れるようになる | |
取得をすすめる大企業もある (資格手当の支給や 資格取得を昇格の条件に することもある | 食生活指導士対象の 講座に参加できる | |
女子栄養大学の 図書館を利用できる |
食生活アドバイザー資格とは
食生活アドバイザーとは、生活の視点から食を考えられる、食生活全般のスペシャリストが認定される資格。
食生活を広い視野でトータルにとらえ、健康な生活を送るための提案ができます。
賢い消費者として旬や栄養素を意識した食材選びや調理法などを習得。
健康的で充実した生活が送れるように、食生活からバックアップできますね。
食生活アドバイザー資格の取得方法
食生活アドバイザー資格を主催するのは、一般社団法人 FLAネットワーク協会。
自分のライフスタイルを考え、創造、実践できる人材を育てることを目的とした組織です。
年2回開催される資格試験に合格すれば、食生活アドバイザー資格が取得可能。
受験資格は特になく、食に興味があればどんな方でもOK!
独学が可能なため、学習期間は個人によって異なります。
当サイトでは、学習期間4か月で取得が目指せる、ユーキャンの通信教育 食生活アドバイザー講座がオススメ!
添削課題は計3回。
栄養と健康の関係、調理法、食品学や衛生管理などの知見は、日々の暮らしに直結します。
食生活アドバイザー資格の難易度
食生活アドバイザー資格の難易度は、さほど高くありません。
- 3級 100点満点中、60点以上
- 2級 123点満点中、74点以上
満点中、正答率が6割ほどいけば合格できるラインですね。
食生活アドバイザー資格の取得にかかる費用
独学が可能なので、自分で選ぶテキストによって学習費用は異なります。
この記事ではユーキャンの食生活アドバイザー講座を紹介しますね。
ユーキャンの食生活アドバイザー講座を受講する場合は、教材費や指導費、消費税を含めた費用がかかります。
分割払いも可能です。
ユーキャン 食生活アドバイザー講座費用
- 一括 39,000円
- 分割 39,600円(3,300円×12回)
加えて、受験費用は以下の通りになります。
食生活アドバイザー資格 受験費用
- 3級 5,000円
- 2級 7,500円
- 3級2級併願 12,500円
すべて税込で紹介してあります。
多少費用がかかりますが、分かりやすいテキストと万全なサポートが完備!
トータルで考えると、良心的な金額ですよね。
食生活アドバイザー資格を取得するメリット
食生活アドバイザー資格を取得することで、以下のようなメリットがあります。
メリット
- 食の知識をプライベートや仕事に活かせる
- 多様な現場で役立つ
- 取得をすすめる大企業もある□で囲む
買い物に役立つ食品表示や、栄養と健康の関係を熟知していれば、プライベートで大活躍!
最近では、食に関わる企業で資格取得が推奨されるケースもあるのです。
資格手当がつく場合や、昇進昇給につながることも!
やりくり上手になる経済や消費についての知識は、仕事にも役立ちますよ。
食生活指導士資格とは
食生活指導士とは、栄養学の四群点数法を理解、実践し、その考え方を第三者に伝えることができる方に認定される資格です。
四群点数法については、下記で説明しますね。
食生活指導士資格の取得方法
食生活指導士は、女子栄養大学が認定する資格。
社会通信教育「栄養と料理」の一般講座を修了して、食生活指導士資格を取得できます。
ですから、独学での取得はできません。
学習期間6か月で、問題集や調理実習の課題を提出。
優秀な成績を納めると、資格取得試験が受けられます。
家庭や仕事などで、十分な学習時間が確保できなかった方は、無料で2か月間の延長受講が可能。
食生活指導士取得の際に学ぶのが、上記でも紹介した四群点数法です。
四群点数法とは、女子栄養大学創始者が考案した、バランスよく栄養をとるための方法。
食品を栄養素別に分類、組み合わせて食べるという考え方などを学びます。
テキストは内容が濃くて、課題もやりがいがあって本格的。
栄養バランスのとれた食生活についての知識はもちろん、調理技術もしっかり習得できますね。
食生活指導士資格の難易度
食生活指導士資格の難易度は、残念ながら公表されていません。
そこで、受講者の口コミをヒントにリサーチしました。
- 1か月に1度提出する課題がハード
- 添削評価 優・良・可のうち、可だと資格取得受験ができない
- 管理栄養士を育成する女子栄養大学の講座なだけあり、内容的に「栄養士」に近い
- 不合格の口コミなし
以上から、難易度は普通と予測できます。
地道に課題に取り組んで、テキストを丁寧に読み込めば、合格する確率は高くなりますよ!
食生活指導士資格の取得にかかる費用
女子栄養大学の社会通信教育を修了後に、食生活指導士資格が取得できることは上記でも紹介しましたね。
お気づきの通り、講座費用がそのまま所得費用になります。
食生活指導士 所得費用
- 45,500円(受講料38,500円+必須補助教材4点7,000円)
- 53,200円(受講料38,500円+必須補助教材4点7,000円+参考教材7,700円)
6か月の受講料と必須補助教材4点セットのほかに、参考教材も用意。
四群点数法の基礎やバランスのよい食事法を解説した書籍や、CD-ROMです。
必須ではないので、必要に応じて購入しましょう。
食生活指導士資格を取得するメリット
食生活指導士資格を取得するメリットの一例を紹介します。
メリット
- 履歴書に記載できる
- 栄養バランスを考えた料理を作れるようになる
- 食生活指導士対象の講座に参加できる
- 女子栄養大学の図書館を利用できる
調理や食品販売などの面接時には、食品に関する知識があると履歴書でアピール!
また、資格取得後も食に関する学びのサポートも充実しています。
学んだ技術と知識を、栄養バランスのとれた食事作りに活かして、自分や家族の健康管理ができますよ。
おすすめは食生活アドバイザー資格!
おすすめポイント
- 独学が可能
- 受験資格がない
- 取得をすすめる企業がある
まずは、独学で資格取得を目指せる事。
予算や自分の習得度次第でテキストを取捨選択できるので、ムダな教材を購入しないで済みます。
テキストを読み込む方や、問題集をひらすら解きたい方など、学びのスタイルは人によって違いますよね。
自分にピッタリあった教材を見つけることができますし、自分のペースでゆったり勉強できます。
また、食生活アドバイザー資格試験に受験資格がない点もおすすめポイント!
飲食関連の仕事をしている方に限らず、食生活に関する幅広い知識を習得したい方も挑戦できます。
さらに、上記でも触れたように、企業が食生活アドバイザー資格取得をすすめる場合があります。
栄養と健康に関する知識のほかに、物流システムの変化などの食マーケットを詳しく学習。
効率的に学ぶならユーキャンの「食生活アドバイザー講座」!
通信講座 | ユーキャン |
講座名 | 食生活アドバイザー資格 |
難易度 | 合格率:2級は約40%、3級は約65% |
料金(税込) | 一括払い:39,000円 分割払い:3,300円×12回(総計:39,600円) 受験料 2級:7,500円 3級:5,000円 |
セット内容 | メインテキスト:2冊 副教材:実践問題集2冊 ポイントBOOK(赤シート付き) 実践レシピ集 ガイドブック 添削・質問関連書類一式 |
標準学習期間 | 4ヵ月(受講開始から12ヶ月まで指導可) |
添削 | あり(全3回) |
質問 | あり(1日3問まで) |
取得方法 | 試験の約4か月前 ユーキャンの講座を受講 ▼ 試験の約1か月前 願書の提出 ▼ 受験 |
独学が苦手で、効率よく学びたい方。
ユーキャンの食生活アドバイザー講座をおすすめします。
ユーキャンの講座は、食生活アドバイザー試験を主催しているFLAネットワーク協会公認講座。
的をしぼった教材だからこそ、ムダなく最短で取得を目指せます!
教材は、3級2級の同時合格を狙う方にも対応。
たった4か月でダブル合格も決して夢ではありませんよ。
実践問題集は、問題と解答が見開きで掲載されているので、試験対策にピッタリ。
コンパクトで持ち運びしやすい副教材も用意されています。
まとめ
ポイント
- 食生活アドバイザーとは、“食生活全般のスペシャリスト”
- 独学可能で受験資格はなく、正答率6割が合格ライン
- ユーキャンの講座は39,000円、受験料は級によって異なる
- 食生活指導士は、栄養学を理解・実践・考え方を伝えることができる
- 女子栄養大学の一般講座を修了後、取得可能
- 難易度は普通
- 取得費用は、通信教育費用45,500円のみ
- 食生活アドバイザーも、食生活指導士もそれぞれ取得するメリットがある
- 食生活アドバイザーは取得推奨の企業があるのでおすすめ
- ユーキャンの「食生活アドバイザー講座」なら効率的に学べる
今回は、食生活アドバイザーと食生活指導士の違いについて解説してきました。
どちらもよく似た資格名ですが、食生活に対するアプローチ方法が違います。
また、取得方法や費用などの違いがはっきり分かりましたね。
本サイトでは食生活アドバイザーをおすすめしていますが、食生活指導士にも取得するメリットがあります。
どっちの資格にしようか悩んでいる方は、是非この記事を参考にしてくださいね。