食の重要性が問われる今、食の資格が注目されています。
食の資格はたくさんあり、その中でも有名な資格のフードコーディネーター。
フードコーディネーターの資格には、名前が違いますがとてもよく似た内容を学ぶトータルフードコーディネーター資格もあります。
よく似た名前、学習内容の2つの講座ですが、違う点も存在します。
今回は、トータルフードコーディネーターとフードコーディネーターの違いを解説していきます。
フードコーディネーター | トータルフードコーディネーター | |
---|---|---|
認定機関 | 日本フードコーディネーター協会 | 日本能力開発推進協会 |
学習内容 | 独学・対策講座・認定校通学(級により異なる) | キャリカレの通信講座 |
・文化 | ・メニュー開発 | |
・化学 | ・テーブルコーディネート | |
・レストランプロデュース | ・見せる盛り付け | |
・高い立案力や商品開発力 コーディネートなど | ・撮影テクニック | |
・ナプキンワーク | ||
・飲食店プロデュースなど | ||
取得方法 | 1回指定の試験会場で受験 | 講座終了後在宅で受験 |
資格の難易度 | 高 | 低 |
金額 | 3級の場合 | 受験料:5,600円 |
一般:10,000円会員:6,000円 | ハガキ申込価格(税込):68,800円 | |
認定料21,000円 | ||
おすすめの人 | ・歴史のあるフードコーディネーター資格にこだわる人 | 短時間で確実に資格を取得したい人 |
・3級、2級、1級とフードコーディネーターとしてステップアップをしていきたい人 | ||
類似講座 | SARA食育講座 |
認定機関が違う
フードコーディネーターとトータルフードコーディネーターは名前がよく似ているため間違えやすいのですが、認定機関が違います。
フードコーディネーター
フードコーディネーターは特定非営利活動法人日本フードコーディネーター協会が認定している資格。
フードコーディネーターを新しい食のブランド、トレンドを作る開発、演出、運営のクリエイターとして定義しています。
トータルフードコーディネーター
トータルフードコーディネーターは一般財団法人日本能力開発推進協会が認定している資格。
トータルフードコーディネーターをメニューの開発、料理の盛り付けや撮影、テーブルコーディネート、飲食店プロデュースなど、食の演出家、スペシャリストとして定義しています。
学習内容が違う
それぞれの学習内容をまとめてみました。
資格名 | 学習方法 | 学習内容 |
---|---|---|
フードコーディネーター 3級 | 独学・対策講座・認定校通学 | ・文化 |
・化学 | ||
・デザイン、アート | ||
・経済、経営 | ||
フードコーディネーター 2級 | 独学・対策講座 | ・レストランプロデュース |
・商品開発 | ||
・生産や流通、消費 | ||
・ホスピタリティとライフサポート | ||
・イベントやメディア対応 | ||
フードコーディネーター 1級 | 独学・対策講座 | ・実践的な知識と技術 |
・高い立案力や商品開発力、コーディネート | ||
トータルフードコーディネーター | キャリカレの通信講座 | ・メニュー開発 |
・テーブルコーディネート | ||
・見せる盛り付け | ||
・撮影テクニック | ||
・ナプキンワーク | ||
・飲食店プロデュース |
フードコーディネーター
3級から1級まであり、級によって学習内容が違います。
2級以上を受験するには、下の級が資格認定されている必要があります。
(1級は2級で選択した分野のみ受験可能)
級が上がるごとに知識を増やすだけでなく、内容も深く掘り下げて学習をします。
トータルフードコーディネーター
資格を取得するのはキャリカレの通信講座で学ぶことが唯一の方法。
フードコーディネーターとして必要な技術をひととおり学びます。
取得方法が違う
受験方法も資格を取得する方法も違います。
フードコーディネーター
独学や対策講座で学習。
試験は年に1回指定の試験会場で受験。
合格した場合、フードコーディネーターを名乗るには認定料がかかります。
協会認定校に通学し、指定の講座を受講して3級の資格を取得する方法もあります。
トータルフードコーディネーター
トータルフードコーディネーター資格は独学では取得できません。
受験資格はキャリカレのカリキュラムを全て終了することが条件。
カリキュラム終了後に在宅で受験します。
資格の難易度が違う
比較してみると、フードコーディネーターの方が難易度高。
フードコーディネーター
フードコーディネーター資格には3級から1級まであり、3級の合格率は70%程度、独学でも十分合格が狙える内容です。
2級の合格率は30〜60%と幅があります。
選択する分野によって合格率がまちまちなので、どの分野を選ぶか事前にしっかり考えてから受験しましょう。
1級の合格率は1次試験50%前後、2次試験75%前後。
合格率だけでは難易度がわかりにくいのですが、レベルの高い企画力やプレゼン力を問われるため非常に難関です。
トータルフードコーディネーター
キャリカレの通信講座を受講すればほぼ100%資格を取得可能。
資格試験はキャリカレで学んだ内容から出題されます。
試験中にテキストを見ながら解くことができるので、難易度はとても易しいです。
金額が違う
フードコーディネーター
全て独学で学習した場合にはフードコーディネーターの方が費用は安くなりますが、2級以上は独学では困難のため選ぶ内容で金額が変わります。
受験料はトータルフードコーディネーターと比べて高め。
合格した際には、フードコーディネーターとして認定してもらうには認定料を納める必要があります。
トータルフードコーディネーター
キャリカレの通信講座が必須のため、講座の値段を合わせると高くなりますが、受験料自体はフードコーディネーターと比べて安い設定。
認定料など合格後の費用もかかりません。
費用を比較してみました。
資格名 | 受験料 | 認定登録料 | 通信講座費 |
---|---|---|---|
フードコーディネーター3級 | 一般:10,000円会員:6,000円 | 21,000円 | 15,000円 |
フードコーディネーター2級 | 1次試験 | 21,000円 | 15,000円 |
一般:11,000円 | 2分野目以降:6,000円 | ||
会員:6,000円2次認定講座 | |||
共に13,000円 | |||
フードコーディネーター1級 | 1次試験:12,000円 | 31,000円 | 1,600円 |
2次試験:16,000円 | 年会費:5,000円 | ||
トータルフードコーディネーター | 5,600円 | なし | ハガキ申込価格(税込):68,800円 WEB申込価格(税込):58,800円 |
※会員の定義:入会金・年会費を納め会誌を受け取っている
こんな方におすすめ
フードコーディネーター
費用を安く済ませたい人。
歴史のあるフードコーディネーター資格にこだわる人。
3級、2級、1級とフードコーディネーター としてステップアップをしていきたい人。
トータルフードコーディネーター
費用はかかっても短時間で確実に資格を取得したい人。
資格を取得するオススメの方法?
フードコーディネーター
3級の場合、独学で合格している人も少なくありません。
まずは公式テキストを使って独学で学習してみましょう。
2級、1級は独学で合格するのは非常に難しいので、協会が開催している対策講座を受講することをおすすめします。
3級を独学では難しいという方にも対策講座を受講することは実に効果的です。
トータルフードコーディネーター
トータルフードコーディネーターを取得するにはキャリカレのトータルフードコーディネーター講座を受講する以外取得方法はありません。
おすすめはトータルフードコーディネーター
フードコーディネーターとトータルフードコーディネーターを比較すると、試験の難易度が違いすぎること。
トータルフードコーディネーターは通信講座で時間をかけず資格を取得できること。
フードコーディネーターが年1回しか受験チャンスがないのに対して講座の履修が終了していればいつでも受験ができ、合格するまで何度でも受験できるトータルフードコーディネーターは挑戦、取得しやすい資格です。
- 食の資格を仕事や生活に役立てたい
- 食の資格を使って就職や転職を考えている
このような人には急いで資格が取得できるトータルフードコーディネーターがおすすめです。
SARAスクールの食育講座もおすすめ
通信講座 | SARAスクール |
講座名 | 食育資格取得講座 |
価格 | 基本コース:59,800円(税込) |
プラチナコース:79,800円(税込) | |
受講期間 | 標準6か月(最短2か月) |
資格試験 | 基本コース:自己受験 |
プラチナコース:免除 | |
取得できる資格 | 食育健康アドバイザー |
管理健康栄養インストラクター | |
メールサポート | あり |
SARAスクールの食育講座には基本コースとプラチナコースの2種類のコースがあり、2つの食育の資格取得が可能。
プラチナコースの受講料は高いですが、資格試験が免除のため、課題を提出するだけで100%資格取得できるのが大きなメリット。
最短1ヶ月で資格を取得することも可能です。
基本コースは初期費用が安く済むことがメリット。
予算や期間に合わせて自分に合ったコースで学習を進められます。
SARAスクールの食育講座で取得できる資格は2つ。
食育健康アドバイザー
食育健康アドバイザーを取得すれば食育の基本的な知識を習得していると証明できます。
食育のスペシャリストとして教育機関で資格を活用することができ、自宅やカルチャースクールで講師として働くことも可能です。
管理健康栄養インストラクター
管理健康栄養インストラクターを取得すれば栄養素に関する知識や食品表示の見方、食材への知識や理解度があるとみなされます。
人に教えるための資格でもあり、取得後はインストラクターとして指導することも可能です。
フードコーディネーターに類似資格の通信講座を受講するだけで取得できるので、すぐに資格を取得して活用させたいと言う方にはSARAスクールの食育講座はおすすめです。
今すぐ在宅で資格取得!
まとめ
フードコーディネーター | トータルフードコーディネーター | |
---|---|---|
認定機関 | 日本フードコーディネーター協会 | 日本能力開発推進協会 |
学習内容 | 独学・対策講座・認定校通学(級により異なる) | キャリカレの通信講座 |
・文化 | ・メニュー開発 | |
・化学 | ・テーブルコーディネート | |
・レストランプロデュース | ・見せる盛り付け | |
・高い立案力や商品開発力 コーディネートなど | ・撮影テクニック | |
・ナプキンワーク | ||
・飲食店プロデュースなど | ||
取得方法 | 1回指定の試験会場で受験 | 講座終了後在宅で受験 |
資格の難易度 | 高 | 低 |
金額 | 3級の場合 | 受験料:5,600円 |
一般:10,000円会員:6,000円 | ハガキ申込価格(税込):68,800円 | |
認定料21,000円 | ||
おすすめの人 | ・歴史のあるフードコーディネーター資格にこだわる人 | 短時間で確実に資格を取得したい人 |
・3級、2級、1級とフードコーディネーターとしてステップアップをしていきたい人 | ||
類似講座 | SARA食育講座 |
今回は、トータルフードコーディネーターとフードコーディネーターの違いを解説しました。
ポイント
- フードコーディネーター は独学や対策講座で学習、難易度が高い
- トータルフードコーディネーターはキャリカレの通信講座の受講必須だけど難易度は易しい
- 料金はトータルフードコーディネーターが高いが、取得までの期間が短く済み難易度も易しい。
- おすすめは資格取得がしやすいトータルフードコーディネーター
- 簡単に早く食の資格が欲しければ、SARAスクールの食育講座もおすすめ
認定機関が違い、似ているが定義も少し違うフードコーディネーターとトータルフードコーディネーター。
名前がよく似ていることと学ぶ内容が似ていますが、試験の難易度や学習時間、取得までの期間に大きく差があることがわかりました。
食の知識を得るには時間と費用が必要ですが、時間を短縮することは可能です。