副業やプチ起業で人気の、お菓子教室開業やネット販売。
お菓子の中でも、かわいいアイシングクッキーは多くの女性に人気です。
「自分で作ったアイシングクッキーを売りたい」
「アイシングクッキー作りを人に教えたい」
そう思ったときに気になるのが、何か特別な資格が必要なの?ということですよね。
結論から言うと、アイシングクッキーの専門資格は必要ありません!
例えばアイシングクッキーマイスター資格や講師などのクッキー作りの技術を証明する資格や、調理師などの国家資格などがなくても教室を開いたりクッキーを販売することはできます。
ただし、誰でも勝手に始められるかというと、そういうわけでもありません。
許可を申請したり、届けを出したり・・・という準備が必要で、知らないと違法になることがあるので注意してください。
また、クッキーを販売する場合と教室を開く場合では異なりますので、よく確認しておきましょう!
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アイシングクッキー販売には菓子製造業許可と食品衛生責任者が必要
自分で作ったアイシングクッキーを販売するには以下の2つの条件があります。
- 保健所から菓子製造業を許可された場所で作る
- 食品衛生責任者資格を取得した人が1人いる
自宅では作れない?!条件が厳しい「菓子製造業許可」とは
クッキーを販売するには保健所から菓子製造業許可を得た場所で作る必要があり、その許可を得るには以下のような条件をクリアしなくてはいけません。
- 床はコンクリートなど排水・掃除ができること
- 専用の手洗い場やシンクが別途あること
- 生活空間とは完全に区別できること など
*自治体によって細かい条件は異なります
そのため、お菓子の販売を始める人は2通りに分かれます。
- 自宅を改築・リフォームして菓子製造業許可を得る
- 菓子製造業許可付きレンタルキッチンを利用する
金銭的余裕があったり、持ち家という人は思い切って改築を行うようです。
しかし、たいていは「自宅の改築なんて無理!」なのではないでしょうか?
そんな場合には、菓子製造業許可付きのレンタルキッチンを利用すれば大丈夫です◎
使用料や年会費などがかかりますが、設備や備品も揃っているのでとても便利です。
講習で食品衛生責任者資格を取得する
自宅を改築する場合でもレンタルキッチンを利用する場合でも、取得しなくてはいけないのが食品衛生責任者資格です。
資格といっても1日の講習を受講するだけで誰でも取得できるものなので、安心してください。
ただし、調理師や栄養士などの資格を持っている人は不要。
詳細は各都道府県に確認してくださいね。
アイシングクッキー教室開業に資格・許可は必要ない
一方、アイシングクッキー教室を開業する時に特別な資格や許可は必要ありません。
食品衛生責任者資格も必要なく、許可を申請する必要もありません。
誰もが、思い立った時にすぐ教室を始めることができるのです。
ただし、教室を開くだけでなくイベントに出店して販売したりする場合には、先ほど説明したように「菓子製造業許可」と「食品衛生責任者」が必須となります。
開業・販売は立派な事業!開業届を出そう
教室開業にしても、販売にしても、お客さまからお金を頂くなら立派な事業。
しっかりと売上を上げていくためにも開業届を出すことをおすすめします◎
必ずしも出さなくてはいけないわけではありませんが、売上が大きくなってくると、税金を納めなくてはいけません。
開業届を出したうえで確定申告を行うべきでしょう。
ただし、副業の方は会社にバレてしまう可能性があります。
副業禁止かどうかはあらかじめ確認しておきましょう。
必須ではないが、とっておきたいアイシングクッキーマイスター資格
以上のように、販売をするときだけは「菓子製造業許可」と「食品衛生責任者」が必要となります。
冒頭でもお伝えしましたが、アイシングクッキーの専門資格は必須ではありません。
しかし、自分の技術を証明できる資格は取得しておいた方が断然有利です◎
アイシングクッキーの資格はいくつかありますが、その費用は3~10万円以上と幅広いです。
その中で一番安く、一番手軽に取得できるのがformie(フォーミー)のアイシングクッキーマイスター資格!
スマホだけで受講から試験まで済ますことができるので、忙しい女性に人気です。
まずはこの資格から挑戦してみてはどうですか?